今日はちょっとだけ趣向を変えて

マレーシアで10年生きてきた

日本人海外駐在員が考える

英語教育の重要性について

私見を述べたいと思います

 

現在海外駐在されてる方で

ご子息の教育方針で悩んでおられる方

マレーシアへの母子留学を検討されている方

海外駐在を会社から打診されて悩んでいる方

等の少しでも参考になれば幸いです。

 

日本人って世界的にみて

基本優秀だと思う

ではなぜ日本人は優秀なのだろうか?

日本人は生まれ持った才能が世界標準より高く

能力的に優秀な人間が多いのだろうか?

 

私の自論は”NO”です。

 

世界的に見て

日本人が勤勉で優秀な従業員(←経営者ではない)

であることは紛れもない事実だと思います

 

何故か?

島国という特殊な環境で商売相手が限られていた為

長年商売を安定的に経営するにはまじめに正直な仕事を

やる事が一番効率が良い事が歴史的に身に染みている。

また、基本農耕民族で理不尽な厳しい天災と長年相対して

悪い事をすると罰が当たるみたいな信仰を信じてきた。

 

学校教育をすべて日本語で習っている為

その習熟度が高い。

教科書、参考文献などもすべて日本語で書かれており

言語習熟度による理解度が下がる懸念がほぼ無い。

 

この2点が大きな要因だと思います。

 

②はマレーシアの中華系を見ていて感じたことですが。

アメリカやフランス、イギリス、ドイツなども

日本と同様に単一言語で国内教育が完結するので

これは発展途上国にありがちなディスアドバンテージだと思う。

 

マレーシアの中華系から良く聞くのが

小学校は公立でマレー語で教育を受けた

中学高校(セカンダリー)は中華系で中国語教育

大学は私立で英語の授業

 

彼らの99%はトリリンガルって

最低でも3ヶ国語を話します

一般的な日本人とは比較にならない程

英語がペラペラと言って過言でないと思います。

 

しかし、その分

学習の習熟度は低い人が多いと感じる

 

日常会話の中で

ガリレオが説いた地動説とか

アインシュタインの相対性理論

マーフィーの法則

世界一深い海マリアナ海溝

初めて底まで行ったのは

イギリスのチャレンジャー号

などなど

日本人的には誰でも知っている

トリビアの泉 な話をすると

 

なんも知らん無知な人がとても多い

新卒の新入社員で

理系の機械科卒業して来てるのに

2次関数の座標のテストしたら

正解率3割くらいだったとか

 

まあ、その分パソコンのスキルなどは

私とは比べ物にならない程

最近の若いみなさんは優秀ですけどね。

 

それを踏まえて英語教育がどれほど重要か?

って話に戻すと

 

つづく