ちょっと懐かしい照れ

昔話を書きます。

 

マレーシアへ来たばかりの頃歩く

電化製品を買いに

マレーシアの電気屋さんへ

行った話

 

マレーシアの賃貸住宅の大半は

分譲マンションを購入した

個人オーナーが

個人的に人に又貸し

しているものです。

 

日本のように

会社組織やお金もちのオーナーが

建物丸ごと最初から賃貸目的で

建設しているような

賃貸物件もあるにはあるが

それは少数派です。

 

従いまして多くの物件は

貸し出しされる部屋が

同じ建物であっても

オーナーによって

設備も家賃も

条件は千差万別になります。

 

日本人駐在員が借りるような

少し札束お高めの物件は

フルファニチャー

と言って基本家具付の物件が多いです。

 

基本家具とは

照明、カーテン、ベッド、シーリングファン

テレビ、ダイニングテーブルとイス

ソファーとローテーブル

冷蔵庫、コンロ、オーブン、電子レンジ

洗濯機    ニコニコ

これくらいはほとんどの物件についています。

 

更に気が利く物件の場合

オーブントースター

ウオーターフィルターサーバー

扇風機、アイロン、掃除機キラキラキラキラ

などまでついていることもあります。

 

私が最初に入った物件は

扇風機、オーブントースター

掃除機、アイロンがついていなかったので

住居後に電気屋さんに買いに行きました。

 

当初マレーシアに駐在した時は

こんなに長くマレーシアに滞在するつもりは

全くなかったので

とにかく安くて最低限の機能を満たしていれば

なんでもいいやって思って探していました。

 

で昔話へダッシュ

 

店員さん呼んで

お店の陳台に並んでいる

扇風機の中で

私『一番安いやつこれ欲しいんだけど』

店員『売り切れ』

私『じゃあ、この2番目に安いやつ』

店『売り切れ』

私『じゃあ、この三番目に安いやつ。』

店『Ok』

 

オーブントースターのコーナーに移動して

一番安いやつ指さして

私『これ欲しいんだけど』

店『売り切れ』

二番に安いやつ指さして

私『じゃあこれは?』

店『売り切れ』

私『なんで在庫切れの商品を一番目立つとこに置いたままにするの?』

店『は?目立つとこに置いていたから売りきれたんだよ。』

私『だから、売り切れたなら撤去すればいいじゃん。』

店『なんで?』

私『だって、在庫が無いのに客から欲しいって問い合わせが入るから面倒じゃん。』

店『それが私の仕事だから大丈夫。』

店『むしろ在庫切れする度に、陳列台から商品撤去する方が面倒だし

  そんなことしたら棚がスカスカになって売り場の見栄えも悪くなるじゃん。』

私『じゃあ、せめて”SOLD OUT”って張り紙しろよ。』
店『は?私に聞けば在庫の有無がわかるのに何が不満なの?』

私『これって再入荷する可能性あるの?』

店『しらん。』

私『誰に聞いたら再入荷するかわかるの。』

店『誰にもわからん。そんな事より、欲しい時に在庫があるものを買えば良いじゃん。』

私『今すぐ必要ってこともないから。じゃあ、もしこれ再入荷したら連絡もらえる?』

店『むり、定期的にここ来て私に聞いてください。

  在庫がある時に私に聞けば在庫があるって教えられる。』

私『・・・・・・』

私『OK、Thanks』

 

この辺で

マレー人と日本人

の常識がだいぶ違うぞって気づきました。

 

アメージングマレーシアならぬ

アンビリーバボル マレーシア

初体験の巻でした。