晴れやしの木常夏のマレーシアからおはようございます。

 

昨日のディナーの事

今年の

初”イーサン”

 

皆さまは

”イーサン”という言葉ご存じでしょうか?

マレーシアで仕事している人なら

ほとんど誰もが1度は経験済だと思いますが

 

これの事です。

 

これは

マレーシアの中華系が発明!?したらしい

ニューイヤーをお祝いする食事です。

日本的な感覚だとおせち料理おせち

に該当するのかな?

 

ただ、9年前に聞いたときは家でも食べるの?

って聞いたら

『レストランでだけ食べる』

って同僚の回答であったが

近年はスーパーマーケットで

”イーサンセット”

みたいなものが売っているので

最近は家でもやるのかもしれません。

 

マレーシア発祥というところは

所説あります

シンガポールに行くと

たぶんシンガポール発祥と説明されます。

 

おおもと本家の中国では

このような風習はないらしいのです。

 

とにかくこの時期にマレーシアで

ちょっと高級な中華系レストランに行くと

メニューがこのイーサンを含んだ

CNY(チャイニーズニューイヤー)

物申すスペシャルコース

しか頼めなかったりします。

 

チャイニーズニューイヤーの

この時期にだけ食べられる特別な料理です。

 

食べ方は

丸テーブルを囲っている全員で

イーサン専用のめっちゃ長い箸を使い

この料理を持ち上げて落として混ぜる

って言うのを繰り返します。

 

その時に

”イーサン”

”ハッピーニューイヤー”

”カム マネー”

”グッドフォーヘルス”

などと

 

初詣で神社に心の中でお祈りするような

口に出すとちょっと恥ずかしい内容を

声にだして叫びながら行います。笑い泣き

 

チャンスがあれば

次回動画とります。

 

当然混ぜた後は

そこら中に飛び散って

このような惨劇になります。ガーン

 

箸で料理を持ち上げる時

高く上げれば上げる程

幸せが来るらしいです。

 

ひとしきり

叫んで、混ぜ終わったら

好きなだけ取り皿にとって頂きます。

 

野菜の千切りのサラダに

クラッカーみたいなお菓子と

レストランによって

サーモンなどの刺身

甘いだけのドレッシングが掛かっています。

 

基本これが美味しいと感じたことは

一度もありません。えーガーン

 

ただ

この時期になると毎年

 

接待される側と

接待する側で

合計6回くらいはこれを食べます。

 

 

今回はイーサンの他は

普通の中華料理でしたが

 

CNYのスペシャルコースの場合もままあります。

今年何回食べるかわかりませんが

またご報告いたします。