マレーシアに来たばかりの頃は

本当にやる事なくて

かなり悩んだ

 

当時は英語もまったく話せなかったので

外に出るだけでストレスがあったし

一日でも早く英語が上達するように

日本のTVも自ら禁止していたので

英語のTV見ても半分も意味わからんし

 

友達も知り合いもいないから

やる事ないし

私の唯一にして最大の趣味

のスノーボードは雪山が無い。

 

しょうがないから

サーフィンでも始めようかなって思ったが

マレーシアでサーフィンって言うと

東海岸まで行かなきゃのようで

KLからは車で5・6時間かかるので

初心者が一人で始めるには

ちょっとハードルが高くで

しり込みしてしまった。

基本泳ぎが苦手なこともブレーキをかけた。

 

今はマレーシアで偶然出会った

最初は嫌々始めたスポーツに

どっぷりはまって

凄く充実した日々を過ごしている。

 

めちゃくちゃ面白くて

半分くらいはそのスポーツを楽むために

仕事頑張っていると言える

残りの半分は?って

そりゃ家族の為でしょ。

 

ちなみにそれはゴルフではない。

ゴルフはたしなむ程度。

 

10年前

こんな私に声をかけて

そのスポーツに誘ってくれた

Wさんと師匠のMさんには

本当に感謝しかない。

Wさんはとっくの昔に

日本に本帰国されたが

その輪は脈々と続いており今や

私が最も古株の

1人になってしまった。

 

私がふだん良く読む

ブログを書いている方が

最近言っていた事で

『 晩年の人生で最も重要なのは

  ”人間関係” 

スポーツを一緒に楽しめるような

気の置けない友達がいるって

本当に幸せな事だと思う。

 

いずれこの趣味のスポーツについても

記事にして紹介いたします。

 

ではMADE IN JAPANの続き行きます。

 

⑬ポーレックスのコーヒーミル(2020年)

これはキャンプなどにも持っていける

ポータブルコーヒーミル。

少しお高いが

凄く使いやすく重宝しています。

豆を挽く粗さも調節可能。

 

一時帰国時に

東急ハンズで購入しました。

 

マレーシアではインスタントコーヒーが

日本より少しお高いので

家では主に豆を買ってドリップして飲んでいます。

 

私はインスタントコーヒーは

FDしか飲まない。

しかし、

マレーシアには FD 

インスタントコーヒーを

作っているメーカーが無く。

 

売っているものは全て輸入品なのでお高い。

スーパーでは韓国から輸入した

ネスカフェのゴールドブレンドが売っているが

やはり輸入品なので少し割高になる。

それしかないから家にはそれをいつも常備している。

手軽に飲むにはやっぱり

インスタントコーヒーは便利ですから

 

マレーシアにはネスレのバカでかい工場があるが

ミロしか作っていない。

ちなみにマレーシアではミロのことはマイロと発音して

マックやKFCなどのファーストフード店や

どこのレストランにも必ず置いてあるほどの

国民的飲み物です。

 

さて問題です、上で私が述べた

FD とは何のことでしょう。
 

解説ーーインスタントコーヒーの豆知識ーー

 

インスタントコーヒーには

大きく分けて2種類あるのを皆さんご存じでしょうか?

 

日本で有名なところで言うと

タイプ1

AGFのマキシム

ネスレのゴールドブレンド

 

タイプ2

AGFのブレンディ

ネスレのネスカフェ

 

タイプ2は

スプレードライという製造方法で製造された

インスタントコーヒーの事です。

スプレードライとは

抽出したコーヒー原液を

チョコレート位のドロドロになるまで

煮詰めて濃いコーヒーのペーストを作ります。

 

そして

このドロドロの原液を2~30mの高い筒状の棟の上から

スプリンクラーのようなノズルで霧状に散布します。

この時に棟の下からは高温の熱風を

カウンターフローで下から上へ吹き付ける

すると

コーヒーの粒が落下しながら乾燥して

地上に到達する頃には乾燥して粉状になる。

 

これがスプレードライ方式のインスタントコーヒー製造方法方です。

 

メリットは低コスト

デメリットは乾燥時に加熱するのでやや香りが失われる。

 

これに対してタイプ1は

フリーズドライという製造方法

FDとはフリーズドライの略でした。

カップラーメンやインスタント味噌汁の具などの

製造方法として名前は聞いたことがあると思いますが

具体的な製造方法は知らない方も多いと思う。

 

チョコレート状のドロドロの原液にするところまでは

スプレードライと同様なのですが

 

そこからFD方式は

ドロドロのコーヒー原液を

コンベアー式の鉄板の上に流し込み

同時に急速冷却して

厚さ2~3mm程度のコーヒーを氷の板にする。

そして凍った板状のコーヒーをレトルト窯と言って

真空空間になる容器の中で加熱して

凍った水分だけを昇華させて乾燥させる。

この時に自然とコーヒーはビビ割れて

独特の形状(エッジのある顆粒)になる。

 

メリットは乾燥工程で加熱しないためコーヒー本来の

香りがそのまま残る。

デメリットは冷却してから水分を昇華させるために

エネルギーを多く使う。つまり製造コストが高い。

 

私は15年位前に日本の某コーヒーメーカーの

工場見学をさせて頂く機会に恵まれ

実際のラインを見学して

この説明を聞いた

それ以来

インスタントコーヒーは
フリーズドライしか買っていません。

 

”宮本亜門と私は知っている。違いの分かる男。”

を自負しております。

 

↑この意味が分かる人は

私と同年代以上 昭和世代確定。

 

コーヒーミルに関係ない

インスタントコーヒーの話で

終わってしまった。

 

その⑧へ続く