前回の説明より

マレーシアの高速道路の支払い方法

はご理解いただけたと思います。

 

それを踏まえて

私が遭遇したトラブル。

 

私は10年前に購入した

ポータブル式(乾電池式)のスマートタグに

タッチンゴーをセットして使用していた。

 

ある朝

高速道路を通過しようと

スマートタグをかざしながらレーンを通り抜けようとすると

ゲートの赤いパトランプが点灯して

なんかのエラー表示が

赤いパトランプがついたのは初めての経験だが

いつものような読み取り不良トラブルかなっておもって

右に寄って窓を開けて

タッチンゴーカードを読み取りにかざすも

反応しない。

さらによく聞くとなんか警報サイレンみたいな音も聞こえる。

 

日本ならかなりテンパるシチュエーションだが

マレーシアなので

レーンの機械の故障かなって思って

強引にバックして

隣のスマートタグのレーンに移動して

通過を試みるも

全く同じ反応のエラー

またパトランプがついてエラー表示

サイレンも鳴っている。

 

そして、私が元いたレーンを見ると

他の車は普通に通過している。

 

これは完全に何かしら私のスマートタグのトラブルだなと思ったが

エラー表示がマレー語なのでなにが起きているかさっぱりわからん

 

しょうがないので呼び出しブザー押して

係員を呼びだしてマイクに向かって

「エラーが出て何が起きてるかわかん。助けて」

って英語で言ってみるが

スピーカーからはまたマレー語で何言っているかわからん。

しばらくしたら、係員が来てくれて

もう一回

「昨日まで使えたスマートタグとタッチンゴーが使えない。」

って言ったら

「エクスパイヤー」

って言われて

「何がエクスパイヤー?」

って聞き返すと

「ユア、タッチンゴエクスパイヤー」

って

タッチンゴ―のエクスパイヤーってなんやねん

って文句言いたかったが

私の後ろ既に大渋滞、大行列になっているので

たまたま財布に持っていた予備のタッチンゴーカードかざしたら

ピッ って普通にゲート開いたので

その場はそれで事なきを得た。

 

会社についてネットで調べたら

タッチンゴ―カードって

有効期限があって

10年で使えなくなるらしい。

全く知らんかった。

 

よく見ると裏に

有効期限が書いてある。

このカードは

2029年の5月まで有効らしい。

こっちは予備で財布に持っていたカード

 

でも

これ見て

これが

10年前に会社のスタッフが私の為に準備してくれて

9年ちょい使い続けたタッチンゴ―カード

こっちが有効期限切れで警報慣らされたカード

 

これどこにも

有効期限なんて書いてないんですよ

それなのに

ある日突然有効期限が切れて

使えなくなって

高速の料金所でパトランプが点灯して

サイレン鳴るって

怖すぎるっしょ。

完全に犯罪者に対する処遇。

 

うろ覚えだが

そういえばカード貰った時に

有効期限10年ってうちのスタッフに言われたかも?

そん時は10年も駐在するわけないから

そんなのかんけねぇ

って真剣に聞いてなかったかも

 

10年前駐在した時はまさかじぶんが10年も駐在するとは

夢にも思わんかったからね

だが、このままいくと

今のタッチンゴ―カードで

6年後、2029年にもう一回同じ目にあう危険すらありえる。

 

マレーシア在住がそろそろ10年になる人

超注意ですよ。

タッチンゴ―カードの裏の

有効期限は必ずチェックしていてください。

10年級の古いタッチンゴ―をお持ちの方は

裏に有効期限が書いてない場合があります。

その場合は

タッチンゴ―のホームページから

無料アカウントを作成して

シリアルナンバーを登録すると

有効期限や残高確認。

期限切れのカードの残高のリファウンド(返金)請求ができます。

 

最後だけ

耳より情報でした。

 

そういえば

マレーシア国民のICカードには

タッチンゴー機能が搭載されて言ると聞いたことがあるが

あれは有効期限どうなってるんだろう(??)

 

ちなみにこのカード

Touch’n GO

タッチアンドゴー

もしくは

タッチンゴ―と発音する

私は通っぽく通常タッチンゴ―と言っている。

 

同様に

KLの街中に ”Lot10” と言う

有名な商業施設があるのだが

日本人的にはロットテンって発音してしまうが

ローカルの多くはロッテンと発音します。

 

中学生のころ英語の先生がよく言っていた

”サイレントT”

思い出す。