私も労働者としてはスポットワーカー(タイミー)とフリーランス(ギグワーク)の二刀流ですが、最近スポットワーカーのニュースが各種メディアに多く取り上げられるようになってきました。
NHK
日経新聞
読売新聞
内容を要約すると今年の5月にスポットワーク仲介大手4社の登録者数が1000万人を超えたということや、3~4割が副業をするサラリーマン、3割がフリーランスやフリーター、残りが学生などということ。
登録者の年齢は20~40代が8割を占めるということで、若い人にはこのような働き方が爆増しているというのが見えてきます。
アルバイトという概念はもはや今では中高年のおじさん・おばさん世代の働き方であり、定期シフトを組まないで雇用に入るスタイルがだんだんと定着しつつあるのかもしれません。
タイミーなどの求人事情も今年に入ってから激増しており、今年の後半からはかなり仕事を選べるようになってきたとのこと。都会を中心にこのようなスポットで入る働き方が増えてきたのは時代の流れでしょう。
スポットワークにしてもギグワークにしても、仕事の募集や依頼、給料の振込や経費精算はスマホ一つでほとんど済ませられるというのも特徴です。
時給は比較的短時間で最低時給レベル(1000円~)が多いものの、いろいろな仕事や職場を体験できるというのは新しい取り組みだと言えるでしょう。
こういう仕組みができるとシフトなどで拘束されるアルバイトの時給をもっと上げないと求人募集をしても長期の職は人が埋まらないという事態になっていきそうです。
タイミーなどが最低時給1000円から、交通費は出ても500円までというのがスポットワークの短所でもあるので、長期アルバイトの時給は少なくとも1200円以上、交通費完全支給、有給休暇もきちんと充実させない限り、スポットワークに流れていってしまうでしょう。
私もスポットワークで十分なので、よほど単価が高くない限り自由度の無いアルバイトはやらないと思います。人手不足が深刻になる中では時給を上げるか?自由度を高くするか?それくらいのメリットが無いと従来型のアルバイトをやるという人は減少の一途をたどっていくと思います。
東京が時給1500円になるのはいつでしょうね。