年収300万円が主な業界 | Passのブログ (情報部屋)

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今では正規職のサラリーマンでも年収300~400万円台が地方では当たり前の世の中ですが、特に中小企業では利益率が低いことで年収が歳を経ても上がらないということとともに、所属する業界の違いによっても利益率や収益に大きな差が出てきますね。

 

私も個人で事業を行っていますが、実際に自分で手掛けているもので今後もまだ収益が期待できるのは金融・投資・不動産業・インフラ業など、生活に欠かせないものや他者のお金を利用してレバレッジを利かせられる業種になってきてしまいます。(まあ、当たり前といえば当たり前ですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に業界でも年収が低いとされるのは飲食業・宿泊業・観光業・サービス業・農林水産業・卸売業・小売業・介護や福祉(保育や教育など)・医療など、消費者と一番近くで接している身近なところがブラックと揶揄される業界で軒並み勢ぞろいです。

 

これまでは銀行や証券なども勝ち組と言われてきましたが、支店を閉鎖したり、合併や吸収があったりと、経営体力や格差がハッキリしてきているし、鉄道などの運輸業界でも、2020年からのコロナ禍を経て乗客が減り、エネルギーコストが上昇して収益率を高めるのが難しくなってきました。

 

電機業界はもはや過去の遺物となり、自動車業界はまだかろうじて日本を引っ張っているものの、その勢いはかなり弱まり、今後は電気自動車や燃料電池車などのエコカーで世界の潮流にうまく乗れるかがカギとなってきており、10年後はどうなっているか予測がつきません。

 

サラリーマンでもアルバイトでも、何かの仕事をする以上はどこかの組織に属するわけですが、いつでも募集している業界というのは利益率が概ね低く、ほぼ中小企業でもあり、たくさん働いても全然稼げないところばかりです。

 

単価の低い商売はどうしても薄利多売になりやすく、できるだけ単価の高い限られた層が高いお金を払ってくれるような利益率の高い事業に世界でもお金が集まりやすく、そういった仕事や業種を選んで吟味して入っていくのが賢明なんでしょう。

 

ただ、そこに入るには運もあるし、努力も必要だし、利益率の高い仕事にありつけるのはそれなりの高い能力や学力を持った人に絞られてしまうので、基本的にはブラックの企業を渡り歩く胆力が必要ですし、ベンチャーなどに移るにしても相当な行動力が伴わないと収入を上げていくのは一筋縄ではいきません。

 

もし、私が20代前半だったらどの業界を狙っていただろう?狙えるほどの能力があるとは思えず、ブラック企業で日々難儀していく人生が簡単に想像できます。世渡りが本当に難しい今の日本の世の中ですね。