(安い)人手が足りない | Passのブログ (情報部屋)

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最近、「人手が足りない」という話をよく目や耳にします。情報誌やタイミーなどの募集状況を見ても圧倒的に飲食業は人が足りないという印象があります。私もまったく魅力を感じません。

 

飲食業では最低時給よりも高い時給を募集条件に掲げても、都心であっても、新規で働いてくれる人が全然来ないという状況。過去にコロナで飲食業をクビになって懲りたという人も少なくないのだと思います。(景気や外的要因の波を受けやすい業界)

 

 



 

 

非正規職だと、

 

①飲食業

②宿泊業

③生活関連サービス(介護や保育など)

 

この辺は仕事のキツさや大変さから言っても、今後においても人手が足りるということはないでしょう。時給単価を上げなくてはどうにもならないし、若い人でも誰もやりたがりません。

 

正規職だと、

 

①道路旅客運送業(バス・タクシーなど)

②道路貨物運送業(トラックなど)

③物品賃貸業

 

相変わらずバス・タクシーやトラックを運転する仕事は人が足りません。この辺の業界も単価があまりにも安いのです。なかには時給1000円前後でバスの運転士を募集しているところもありますけど、誰がその単価で大型車両の運転をやるっていうんですかねw

 

一方で正社員を早期リタイアしてパートに転職すると手取り月13万円。50代は少なくとも年収500~600万円(手取り30〜40万円)ぐらいはもらっている人も多いので、非正規になった途端に3分の1ぐらいになっているかもしれません。

 

年功序列の正規職を下りると待っているのは年収200万円にも満たない低賃金労働です。それでもアルバイトとはいえフルタイムで働けばそれなりのストレスや疲労はあるはずです。

 

 

 

 

年収500万円という収入も今や地方では高給取りと言われるようになりました。労働というのに夢や希望を持つのはもはや不可能といったところ。

 

これじゃあ若い人も鬱憤がたまるというものでしょう。昔は年功序列で働かなくても給料が上がっていって良かったですねという怨嗟もたくさん聞こえるかもしれません。(それはそれで割を食っていた人がたくさんいたんですけれども)

 

労働というものはやっぱり自由意思のある奴隷にも近いものになりつつあるのでしょうか?