パワハラを受けた人8割 | Passのブログ (情報部屋)

Passのブログ (情報部屋)

不動産投資から株式投資、育児から家事まで、その他 国内・海外の見たこと感じたことをただつらつらと書き連ねるブログです

パワハラやセクハラは私もサラリーマン時代にたびたび見かけましたし、あの人が〇〇ハラのように噂で流れてくるケースも多々ありましたが、ミドル(35歳以上)に限っても過去でパワハラを受けたことがあると回答した割合は8割と、驚きの事実と深刻なアンケートデータが明らかになっています。

 

ちなみに過去3年間にパワハラを受けた割合は全体の31.4%(男性33.3%・女性29.1%)、セクハラは10.2%(男性7.9%、女性12.8%)となっていました。3年だけでも3割いるんですから、過去10年にさかのぼったら半分以上はいるのではないかという推測もできそうです。

 

 

 

なぜハラスメントは悪いことだと分かっているのになかなかやめられないのはなぜか?という悪しき問題が日本社会では長い間ずっとあらゆる層に横たわっています。

 

私も感じるもので特にパワハラでは、

 

「失敗の許容度が低い(失敗を悪いことと考える)」

「同調圧力(自分と同じことがなぜできないのか)」

「多忙による余裕のなさ(精神的な余裕の少なさ)」

 

この3つが複雑に絡み合ってハラスメントが生まれていると考えられます。さらにセクハラに関してはその人の性格的な要素も加わり、異性だけではなく同性でもまたセクハラが発生することがありうるのが怖い話です。

 

ハラスメントというのは加害者側は無意識で行うことが多く、深層心理での情動により、欲求不満の解消や相手に興味を引きたいという心理がエスカレートして出てしまう行為でもあります。本人でも自覚しにくく、本能的に抑えることがなかなか難しく、気づいたらしていたという癖(性癖)のようなものも多くあると思います。

 

性癖に関してはSやMなどといった話もありますし、人間の根源にも関わる極めて難しい問題なので、表面上の意識化で頭では分かっていても、体(口や手)が動いてしまうといったところが真相なのではないでしょうか?

 

ハラスメントしやすい人とされやすい人は明らかにいます。いじめをする人される人と似たような精神構造なのでしょう。やりやすい人とやられやすい人。おとなしい人は基本やられやすい人でしょう。

 

ハラスメントをしない又はされないようにするには、理論的に知識武装して、してくる相手に正確に伝えると同時に「これ以上行うとハラスメントになる」ということをしっかり伝えられる勇気も必要なんでしょうね。

 

まあ、実際に体験してみると恐ろしくてそんなことは相手には言えないと思いますから、ひたすら無視したり避けたり逃げることをしないといけないのかもしれません。日本ではそういった話は子どもから大人までありとあらゆる層が悩まされているといってよさそうです。