50代後半での役職定年制 | Passのブログ (情報部屋)

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私はサラリーマンを退職してしまったので経験はありませんが、50代半ばにさしかかると昇給が停止したり役職定年制というのがありますね。

 

私の周りの元同僚でも、そういう人たちがたくさんいると聞いて、「人余りなんだな」ということを実感します。

 

 

 

厚生労働省『賃金構造統計基本調査』(2021年)によれば、大企業(大卒)の部長(平均年齢52.4歳)の平均給与(所定内給与)は月74.46万円。手取りだと51万~52万円ほど。年収は1,238万円になるそうですが、その収入が得られるのも50代半ばまで。

 

50代半ば以降の非役職者の給与をみていくと、平均給与は月42.29万円。手取りにすると、31万~32万円、年収は617.6万円。

 

一気にここまで減少するのは極端かもしれませんが、役職定年制があるところだと企業によっては部長クラスでも年収が最高年収の半減近くといった事態になりうるかもしれませんね。

 

昨日まで上司だった人が今日から急に下のクラスに座るというのは私は実体験がありませんし、そばで見たこともありません。ただ、巷間いろいろと言われているように、まあ部下も上司も正直やりにくいだろうなとは思いますよ。お互いに。

 

終身雇用のなれの果てなんでしょうけど、年長者は偉いということに雰囲気的になっているので、いざ自分より下の席に元上司が座っていたら、私だったらやりにくくてしょうがないw

 

そういう意味ではフリーランスは上司も部下もいませんし、アルバイトは年齢無関係なので、そういった変な気を使うことは一切ありません。この年長者(先輩)が上という文化はなかなか変わらないだろうと見ています。