ツイッターの新オーナーになったイーロンマスク氏が、サービスの有料化を考えているという記事が出ていました。これはちょっと愚策だし、利用者も閲覧者も困るのかなあ。
私も何人か個人的に注目している人のツイッターを日々のぞき見していますが、書く方も見る方も無料だから気軽につぶやけるし、気軽にのぞき見れるような気がしています。
このツイッター利用や閲覧が有料化されて、サブスクリプションのようなサービスが始まった場合には、わざわざ千円単位のお金を払ってまでどうしても情報を見るかどうか?ですよね。
これは私だったら「金を払ってまで見る価値ない」んだろうな。そこまでの情報価値があるかというと正直ちょっと微妙。
つぶやく側もいろいろつぶやいたところで自分の懐には一銭も入らないわけで。どこだかの「サブスク考えたやつは地獄に堕ちろ」の議論にもつながる感じがします。
発言者の「つぶやき損」という議論が沸き起こるのも仕方がないと思います。注目度が落ちて閲覧者が減ることは目に見えています。
現実問題として、このようなマスク氏の急激な改革議論にともない、複数の広告主が広告支出を停止しており、収益が減少していることも明らかになったそう。
フェイスブック(メタ)も収益が頭打ちのようだし、ツイッターも投げ売られるかもしれない感じだし、IT業界についても全ての部門が伸び盛りという状況ではなくなってきている姿が垣間見えてきます。
他人の書いた情報(データ)を有料(サブスク)で購入するという文化、どこまで浸透するかはハッキリと見通せません。