昔より独身者が大幅に増え、少子化の時代なのもずいぶん久しいですが、今どきの夫婦になった人たちはどのような婚活を経て結婚に至ったのか?そんな興味深いランキングがありました。
婚活実態調査2022(リクルートブライダル総研調べ)
1位は「恋活・婚活サイト、マッチングアプリ」40.2%
2位は「結婚相談所」34.1%
3位は「知人からの紹介」20.0%
私が結婚する今から10年以上前(2012~13年)の頃では、ネット婚活は確かにありましたが、何となくいかがわしい感じであって、「出会い系サイト」のような言い回しで多方面から悪く言われることが多かったです。
「ネットやサイトから見知らぬ人に出会うのはリスクが高い」とかマスコミでもよく言われてましたっけ?
しかし、最新のグラフ動向を見ると、2013年頃から婚活サイトやマッチングアプリの利用率がぐんぐん上昇して、今や男女の出会いの方法と言えば、まず「マッチングアプリ」というのが既に一般的な総論かもしれません。
同じくお見合いサイト(結婚相談所)なども、昔はなんとなく外部の人には言えず、仮にカップルになっても「何のキッカケで出会ったの?」と知人に聞かれたところで「お見合いサイト!」とは言いにくい雰囲気がありましたよね。
あれから10年経過するだけで、出会い方の大半がネット経由になったというのは本当に時代を感じます。いろんな人と出会いやすくなったのは確実で、本気だか遊びだかよく分からないようないろんな出会いも増えたことでしょう。
私なんかでもそうですが、見知らぬ人でイチから関係を築いていき、最終的に短期間で結婚までもっていくというのは、なかなかの困難が伴いそうな気もするのですが、今ではそれも当たり前の時代。
人間関係を築くのが苦手な人や人見知りで出会い自体が億劫な人は、ネットを使った婚活作業は気乗りしない人も多いと思われます。
お見合いが設定されることはほぼ皆無となった時代、会社内での紹介やおせっかいオバさんの仲介ももはや絶滅したと思われ、それも単身者の増加につながっていると見られていますね。
「結婚はするもしないも本人の自由」な時代になったのは、いい時代なんでしょうね。私はもう結婚してしまいましたけれど、もし今でも結婚していなかったら、このマッチングアプリで出会いを楽しんでいたかもしれません。
結婚はしたくないけれど、出会いは楽しみたい。
籍は入れたくないけれど、パートナーは欲しい。
こういう時代になったのは「軽薄短小」な時代とも言われるかもしれませんが、ちょっと身軽な感じでうらやましくもありますw