東京の地下鉄(東京メトロ・都営地下鉄)が終電時刻を延長することが決まりそうです。
飲み屋で一杯分を余計に飲めるのは呑兵衛には有り難いのかもしれません。
しかし、むしろ終電が遅くなることによって、残業強化の促進も行われそうで、都内の地下鉄沿線住民は、夜中1時前後の最終電車で職場を後にするような時代が一般化してしまうかもしれません。
ただし、両社の割引運賃も▲70円からさらに拡大するということで、両社に跨った乗り換え利用がもっと促進される可能性はあります。
ちなみに、現在の東京メトロ丸の内線の東京駅発の最終電車は、荻窪行きが23:56(終日)、新宿行きが0:20(平日)、池袋行きが0:23(平日)ということで、確かに早いといえば早いですね。
ちなみに、首都圏で23区外に向かうもっとも遅い最終電車は、JR中央線の新宿発三鷹行きの1:01(終日)、次いでJR常磐線の上野発松戸行きの0:51(終日)です。
週末には特に酔っ払いが多そうな時間帯でもあるので、あまり積極的に乗りたい列車ではありませんが、旅行や出張などで遠方に出かけた時に、帰路の電車や飛行機が遅れた時に、終電が遅めだと結構助かることもあります。
とはいえ、タクシー業界は商売上がったりでしょうか?サラリーマンも残業地獄に陥らないためにも、いろいろなバランスを考える必要がありそうな気もしますが・・・。
(参考記事)
○首都圏地下鉄、終電時間を延長 10~30分程度検討へ(日経)