東急東横線 乗客数2%UP | Passのブログ (情報部屋)

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東京メトロ副都心線と東急東横線が直通して、今日で約2ヶ月が経ちました。

渋谷駅を取り巻く状況が少しずつ見えてきましたが、東急東横線は直通以前よりもお客が2%増え運賃収入は同2・2%増えたそうで、恐らくざっと計算で1日あたり1万人ぐらいの輸送客が増えている可能性が高そうです。まだまだ増えていくでしょう。

過去の東横線の渋谷駅の乗降客数が1日約42万人でしたから、約1万人の増加効果はなかなか大きいでしょうね。それもあってか、東急電鉄は東横線の祐天寺駅を改良して、特急の追い抜き設備を増築すると発表いたしました。

その反面で、新しい渋谷駅は、副都心線渋谷駅のある地下5階に移転したため、東急田園都市線への乗り換え時間は3分短縮したものの、東京メトロ銀座線への乗り換えは2分30秒、JR山手線は2分、京王井の頭線は1分、それぞれ余計にかかるようになったそうです。

エスカレータは現在上りしかないので、特にお年寄りなど、利用者から「乗り換えが不便になった」との声が寄せられているようです。

また、東急百貨店各店の三月の売上高は9.2%減だったのに対し、伊勢丹新宿本店は三月の売り上げが16.3%増、四月が8.7%増と当初予想を大きく上回る伸びを示したとのこと。

新宿伊勢丹の誘客力は本当にスゴイですね。やっぱり渋谷は商業面で見ると若者中心のイメージで、富裕層相手には不満が溜まり、百貨店業態にはいよいよ不利な状況なのかもしれません。

東横線の副都心線直通化が、渋谷・新宿・池袋にどのような影響をもたらしていくのか、まだまだこれからも興味は尽きません。

(参考記事)

○鉄道利用はアップ 渋谷の百貨店苦戦(東京)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013051602000119.html