話題の副都心線について、やはり東急東横線が乗り入れたことで、その乗客はかなり増えたようです。かなり注目すべきデータが載っていました。
池袋、新宿三丁目、明治神宮前の主要３駅の平日の利用者数が４割増加したとのこと。
休日では新宿三丁目が８割増、池袋が６割増、明治神宮前が５割増となったとのこと。
新宿三丁目は伊勢丹のリニューアルがあったから事情は分かりますが、池袋でも思った以上に影響が出るもんですね。
東急東横線方面から、東武百貨店や西武百貨店、家電量販店にでも足が向かったのでしょうか？
また、副都心線の利用者数が、これまでの３６万人から４４万人に増えるという予測だということですが、逆に言うとこれまでのＪＲ渋谷・新宿・池袋の３駅の利用者が合計で１～２割程度は減るのかもしれません。
ちなみにＪＲ東日本の主要駅１日の乗車人数（2011年度）は以下の通りでした。
1 新宿 734,154
2 池袋 544,762
3 渋谷 402,766
4 横浜 394,900
5 東京 380,997
6 品川 323,893
過去のデータなどを勘案し、私が大胆にも来年度トップ順位を予想してみたいと思います。
1 新宿 720,000 ↓
2 池袋 530,000 ↓
3 東京 400,000 ↑
4 横浜 380,000 ↓
5 渋谷 380,000 ↓
6 品川 330,000 ↑
３～５位は僅差ですので、これまで不動の最強トップ５の順位がどのように入れ替わるのか？今から楽しみです。数字の上ではＪＲ渋谷駅が３副都心の中で最大の落ち込みを見せるかもしれません。
過去、副都心線が完成する前は、渋谷は４５万人ぐらい数字を叩いていたのですが、副都心線完成後には２年で約１割の減少が起こりました。
「新宿駅」の１位と「池袋駅」の２位は差がかなり大きいので、このワンツーの順位は変わらずも、両駅とも微減でしょう。
丸の内駅舎がブームになっている「東京駅」は、以前に比べて４割増加したというニュースがありましたので、ひょっとすると「渋谷駅」や「横浜駅」を追い抜いて３位に上昇する可能性も考えられます。
さらに東急やメトロに乗客を奪われるＪＲ渋谷駅とＪＲ横浜駅はそれぞれ４・５位に転落するのではないかと推測します。さて、どうなるでしょうか？（答え合わせは１年後になります）
横浜・渋谷・新宿・池袋・東京の５大ショッピング・ターミナル・ウォーズ、果たしてどのような軍配が下るのでしょうか。
（参考記事）
○東急相互乗り入れで「新宿三丁目」は休日８割増 メトロ副都心線が大盛況（ＳａｎｋｅｉＢｉｚ）
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130328/bsd1303281645012-n1.htm