これも回想編2018年12月~2019年1月の話です。

 

2018年11月からリンパ腫の「再再発」の治療として「放射線治療」ともうひとつ追いかけで治療の計画があった。

 

その名も「DLI治療」ドーン!知らないと思います。

 

再再発した為、再度妹から「リンパ球」を採取し、「GVL効果」を引き起こし再発を抑え込む治療法です。

妹からは採取済みです。申し訳ない何回も入院して貰い・・・。

 

「GVL効果」とは「リンパ球」を増やし、悪い細胞を敵とみなし攻撃し続ける免疫反応を用いた効果のことだそうです。

まさしく、血液での「戦い」です。薬じゃないんです。

すごいと思います。

 

この「DLI治療」が本命で「放射線治療」はつなぎみたいなものと聞いていました。

 

しかし困った。「GVL効果」と裏表の関係にある「GVHD」の症状がひどく出てしまった。

 

専門的なことになっちゃいますが、

 

「GVL効果」・・・リンパ球の期待する効果、腫瘍細胞への攻撃。

「GVHD」・・・リンパ球のあまり暴れないでね効果、悪くない肝臓や腸、肺なども敵に見なし攻撃

 

この「GVHD」が教科書に書いてあるがごとく症状がでました。

ドライアイ、口内炎、肺炎、肝臓の数値悪化・・・。恐るべし。

 

予定していた本命治療「DLI治療」が中止となりました。

悔しかったな~。

 

「放射線治療」の副作用と「GVHD」の症状で2019年が始まり、一ヶ月飲まず食わずの点滴状態でした。

 

あ~辛かった。

 

妹のリンパ球は保存してあります。まだ使ってないので保険は効きません。ウン十万です(泣)

「GVHD」が収まれば奥の手として使えるそうです。

 

 

しかし毎回緊急で病院に行くたびごとに、即入院。車に入院道具一式積んでます。