あかね空 | 都月範之blog「暁の一行」

あかね空

引き続き、

この曲については、特に自分らしさってのは感じてないかな。文字通りの「空っぽ」。まぁ所詮アタシなんざそんなもんなんでしょうね(笑) 

でも曲は悪くないと思ってるのだが…

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あかね空

儚く散ってゆく
紡ぎあった言葉と
奏でたメロディー
長い二つの影は
溶け合うことなく
過去に焼き付いたまま

気が付けばほら、
空っぽの言葉で
キミがいた日を
重ねながら 

無情に終わりを告げる
沈んでゆく夕陽に
めくられてくページ
遠ざかる後ろ姿
気安く吐き捨てた言葉が
取り戻せない 

嘆いてみても
この胸が高鳴る
キミがいた日を
振り払えずに

心地好い夕凪の様な
束の間の微睡み
打ち破るように
「サヨナラ」
気が付けばほら、
空っぽのカラダで
叫ぶ言葉は
もう渇いて
愛しい日々よ
サヨナラ