以前、昼間の地上波で

放送された『ゴーストシップ』。
昼間からホラー映画なんて
さすがテレ東。
オリジナルは91分なので
カットはほとんどない感じ。

ちなみに1980年代の

『ゴースト 血のシャワー』とは

まったく無関係。



サルベージの仕事を請け負う
マーフィーたち
アークティック・ウォリアー号の
乗組員はフェリマンと名乗る男から
ある船の捜索を依頼される。
それは40年前に謎の消息を絶った
豪華客船アントニア・グラーザ号だった…。




冒頭のショッキングなシーンに
どんな惨劇が繰り広げられるかと
思いきゃ・・・。

地味な船内に割りとひょいひょい

幽霊が現れる。

そして「えっ」と思うような展開。

意外なところで死人が出る。


なんてことはない。

いわゆる「死亡フラグ」が自分の

ピントとずれていただけの話。


以下ネタばれ。








もうひとつ意外だったのは

ポスターのイメージも

原因なのかもしれないが

船全体が悪霊の巣窟ではなく

悪いのはほんの数人(霊)だったと

いうところ。

船長の霊も

主人公・エップスだけが

認識できる少女の霊も

乗り込んできた

アークティック・ウォリアー号の

乗組員たちに

危機を知らせようとしていた。


少女の霊から

過去のおぞましい事件の

真相を教えられたエップス。

タネあかしが幽霊ってのも

どうかと思うけど、

「船いっぱいの魂」を集めるために

サルベージ船をさそう地道な行動の

「悪しき者」もどうかと思う。

不景気でもう豪華客船いっぱいに

人を集めることができないと

判断したのか?


いちばん怖いのは

事件に関与していた

歌手の悪霊。

こいつが一番

人間の欲というものを

理解していたのかもしれない。


画面は比較的明るく

過剰な演出はなし。

まあ、この程度なら

昼間から地上波で流しても

問題ないというレベル。

要はちっともこわくない。


主人公・エップスを

演じたのはジュリアナ・マルグリーズ。

ああ、名前はピンとこなかったけど

顔を見たら『ER』の初期メンバーで

ジョージ・クルーニーと

共演していた人。

ホラー映画の主役を張るには

あまりにも地味で花がない。

まあ、そういう役どころと

言ってしまえばそれまでだが、

昔から恐怖映画に

美女はつきものだからね。

そこんところはよろしくお願いしますよ。


ペタしてね


良かったら押してください。

「呪われた豪華客船」って

サブタイトルも誤解を招くよ。


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