『相棒』シーズン10最終回。
放送前から「卒業」と
話題になっていたけど
この「卒業」という表現が
好きになれない。
天才と秀才。
特命係の二人を表現するのに
ぴったりの言葉。
天才とは何物にも揺るがない
まさに絶対無比。
秀才はあらゆるものを
己の力に変える
まさに変幻自在。
杉下と神戸のスタンスの違いは
過去シーズン、劇場版と
はっきりしていた。
杉下右京にとって真実は一つ。
神戸尊にとって真実は一つではない。
「お言葉ですが」
この対立とでもいうべき
せめぎ合いが最大の魅力だった。
「罪と罰」。
見事なタイトル。
電話でのやりとりは
短いシーンだが
杉下・神戸コンビを象徴する
屈指の名場面だった。
言いたいことは山ほどあるが
最終回にこのシーンを
見れたから満足。
ミッチーおつかれ!
神戸尊は最高の相棒だったよ!