誰に何といわれようが

自分は誇りを持って生きている。


社会人であること。

男であること。


少し前まで

無理をして

意地を張って生きていた。


社会人であれ。

男であれ。


世の中

出来ることと

出来ないことがあって

それがだんだんわかってくると

それまで積み上げていたものを

崩さないといけないときもある。


自分も崩した。

いや、崩れたと言っていい。

それはそれはいとも簡単に。

一度崩れたものは

二度と同じ形には組みあがらない。

身を呈してまで通す意地は

もうない。


けれど

崩れたものをひとつ

またひとつ

積みなおしていると

形は違えど同じ姿に

見えるものがある。


自分は社会人である。

おれは男である。

だから

誇り高き人であれ、と。