こちらも始まりました「ホンボシ」。


「特別捜査支援班」という

鑑識、データ分析などの

エキスパートを集めた

京都府警の新設部署が舞台。

そこに船越英一郎扮する

桐島孝作が赴任する。


この桐島孝作という男

れっきとした警察官だが

元心理学者。自ら

専門は人間のココ(心)と

言うくらい表情やしぐさから

相手の心理を読み取ることを

得意としている。そんな中

ある誘拐殺人事件が起こる・・・。


鑑識のエース、元システムエンジニア、

そして元心理学者に加えて

現場代表の捜査官で構成される

特別捜査支援班。

「物証」、「人証」、「心証」、「データ」の

4つをガッチリ組み合わせることで

犯人逮捕という共通目的を達成する

(公式HPより)セクションである。


「相棒」、「臨場」という

二枚看板をしょっているだけあって

ひねりのきいた設定だと思います。

第1話を見た感じでは

二時間ドラマの帝王も違和感なく

人の神経をわざと逆なでするような

元心理学者を演じています。


残念だったのは最大の売りである

人の嘘を見抜くというくだりは

容疑者あって成り立つこと。

「刑事コロンボ」のように

怪しい人間を予め見せないと

いけないので真犯人に迫る

スリルは半減してしまいます。


もうひとつ。なにゆえ京都府警?

やっぱり、特命係がある警視庁は

やりにくかったのでしょうか。

それにしては関西弁を話す

キャストが一人もいません。

せっかく安田美沙子は京都出身

なんですから、もっとコテコテでも

いいと思うのですが。


高島政宏演じる真田警部と

桐島のライバル関係は

うまくかみ合うとおもしろい

エッセンスになると思います。