最近しみじみ「よかったなあ」と
思うことがあります。
それは、まあまあ「年をくっている」
ということです。
どうして「年をくっている」ことが
よかったと思えるかって?
色々と理由はありますが、最大の理由は
生き方がシンプルになるからです。
迷ってる時間がもったいないと
腹から思えるようになった、とゆーか(笑)
たとえば、わたしがここ数年お世話になった
メンターの多くは、わたしより年下なのね。
自分より若くて、人生経験も短くて…
なのに「自分はこうありたい!」と
シンプルに生きる人たちを見ていると、
素直に「あ、私もさっさとやろ」と思えてくる。
これが、10も20も年上のメンターだったら
「10年後にはきっとあの人みたいに…」
とかって、逃げ道をつくるでしょ?
それができないから、いいの(笑)
この「シンプルに生きる」って
すごく大事で。
ちなみに、ずっとやりたかった日本画を
去年から始めたんだけどね。
これもずっと「高いんじゃないの〜?」とか
「今さら何になるの〜?」とか「誰に教わればいいの〜?」とか頭でグダグダしてたのを、
「そう言ってるうちに死んだらイヤだから、やっとこ」と思って、始めたの。
といっても、本やYouTubeを見て
見よう見まねで描いてるだけなんだけどね(笑)
(一時期、日本画教室にも通いましたが、興味のない画材だと、筆を持ったまま寝てしまうことが判明して、すぐにやめました。先生、本当にごめんなさい)
でも、それが楽しくて楽しくて。
描きためたもので、いずれ個展をやりたい!
とワクワクしながら、描いてるの。
そのときに、49歳で描き始めて、50歳で初個展…
なんてエピソードがついてたら、
なんだか面白くない?
少なくとも、わたしだったら
何歳からでも好きなことをやっていいんだ‼️
と、むちゃくちゃ勇気をもらえると思う。
それに遅くから始めた、ってことは
基本なんて、なってなくて当たり前。
つまり何をやっても、まあ許される
ってことよ(笑)
若い人が頑張っている姿もいいけれど、
年をくった人間の出す輝きって、
さらに深いものがあると思うの。
そう思うと、自分がこれからやることが
誰かの勇気になるかもしれない、って
いいでしょう?
日本では加齢を深刻にとらえる向きが強いけど、
年をとるって、若いころになかった味が出る
という、とてもステキなことじゃないかしら。
わたしは、「年をくっている」も
立派な、あなただけのお宝だと思うわよ✨