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体内で使われていたホルモンの分泌にも調整が必要になってきます。脳からの指令で肉体のその臓器はその仕事をしません、と決めて、そこに絡む様々な代謝酵素やホルモンなどの分泌調整が始まります。このホルモンなどのスイッチのオンオフは電気をつけたり消したりするほど簡単ではありません。環境に馴染んでいくのに2〜3年かかります。
通常は 閉経前の2〜3年 と 閉経してからの2〜3年で 女性から”人間”へと 変態していきます。この5年くらいの間が更年期のトランジションのタイミングです。症状が軽く済むのか、障害というほど厳しい症状が出るのかは 肉体の組成がどうなっているかと甲状腺機能の健全度で決まります。
閉経まで、エストロゲンは生殖の仕事に使われてきました。子宮内膜の入れ替え(生理)、排卵、乳汁の準備など、どれも作業的には活性(炎症)です。スムーズにいけば、活性で、体内にゴミが多かったり、不飽和脂肪酸(プーファ)度が高かったり、甲状腺機能がおちていると炎症に傾いてきたと思います。
排卵痛がひどい。
排卵がない。
生理が重い。
PMSがひどい。
おっぱいが張って痛む、
しこりができる。など
生殖の機能がなくなれば、エストロゲン作用は何に使われるかというと、活性程度であればおっぱいがふっくらする、体が丸くなる、肌に艶がでるなどです。しかし、現代人の生理閉経前後のエストロゲン過剰は いわゆる更年期障害というほど辛い症状を呈します。
ホットフラッシュ
のぼせや火照り
イライラ感
憂鬱感
睡眠障害
疲れやすさ
炎症過剰による体重の減少
肌の色が茶色くなる
動悸
やる気の低下
肩こり、四十肩、五十肩
腰痛・ぎっくり腰 などなど
これらがエストロゲン過剰とともになぜ起こるのかについては、もうちょい深掘りしてほしいところ。
で・・・問題は、血液検査すると「エストロゲン量が低下しています!!」と言われることです。はい、こういう状態が始まっていると血中のエストロゲン値は低下していきます。そもそも使う必要がなくなったよーという指令が脳から出ているからねぇ・・・
何が起こるかというと、組織・臓器内にとどまっておりますわ。。。そこで悪さ(炎症)する。とどまる場所にさきほどの不飽和脂肪酸が多く、過酸化脂質問題を抱えている場合は、そこで炎症が起こります。
体内のあちこちで炎症が起これば起こるほど、エネルギー消耗がそこに起こるのでやる気も無くなるし、疲労感がひどいし、鬱っぽくなったり、キャパがなくなるからイライラもします。
血液検査では組織内のエストロゲン過剰はわからないのです。。でも血液検査で判断しちゃうと「足りない!」ってことになる。汗。
これは「糖尿病はブドウ糖が余っているから起こる」という結果だけみてその背景や全体との関わりと状態を無視する捉え方と同じです。炎症が起きている事実とその場で結果として測りとれるもののコンビネーションで悪者を決めてしまうという、安易な捉え方です。
炎症が起きるに至った背景はなんですか?を眺めないとです。
エストロゲン過剰はメタトロンでは想定できます。周波で状態を測り取れるからねぇ・・・・(エストロゲン値として出てくるわけではありません)
あと不妊の治療などで血液検査で測られるのは、甲状腺ホルモンもかな。もちろん、これこそ基礎代謝にプラスして生殖の仕事をするだけのエネルギー補充できますか?という点で、体にとって最も大事な指標です。エネルギー量の確保が難しくなる更年期も当然、甲状腺ホルモンの安定は健康な老後を送るための指標でもあります。投稿くらいではメカニズムまでは書ききれないので、より詳しくは・・・・勉強してみてね。
ちなみにエストロゲンが膣で作用しなくなってくると乾きにもつながります。性交痛が起こる問題がありますが、この辺はインスタライブでお届けします!
傷もだいぶ回復してきたので、来週あたりまたライブしますねー
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