略して「わたモテ」。

深夜枠で放映しているアニメですがなんとなく毎週見ています。

もうどうしようもないほど絵に描いたような「喪女」が主人公です。

眼鏡を取ったら実はかわいかっただとかそんなやわな設定じゃありません。

救いようのない真の喪女、真の不細工、真のコミュ障がヒロインです。

友達などいない完全なる喪女の妄想弾ける物語なのです。



正直笑えない。
喪女そのもの過ぎて笑えない。

これを笑える人はリア充なんだろうなぁと思う。

リア充はこれをギャグだと思うだろう。

こんな奴いねぇだろうと思うだろう。


しかし違う。
確実にいるのだ。

内なる小宇宙を持った喪女の妄想劇。

途中ブラックで最後じんわり、とかそんなんでもない。

ただただ喪女の日常。



誰が描いてるかは知らんが喪女のことを知り尽くした人間が描いているのだろう。
(いや知らんが)



なのでリア喪女が見ても全く楽しい気分にならない
むしろなんだか凹む。


今週は「モテないし花火でも見に行くわ」というタイトルでした。
(必ずタイトルに“モテないし”という単語がつく)



喪女憧れ花火大会。

彼氏と行きたいけどもちろんいない。

友達と行きたいけどもちろんいない。

もう誰でもいいから一緒に行って欲しくなる。


でも誰もいない

って話です。


ね、なんだかしにたくなるでしょ?



人事と思えなくて引きます。
ただの喪女あるあるじゃん。
今の私じゃん!!
って感じ。



こんなキモい喪女がうごめく漫画を一体どこの誰が求めているというのだろう…謎だ…



…と思いながらも毎週録画して見ている私でした。。