わたしの家族 | げんちゃんといっしょ

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愛犬との生活の記録

なんだかなぁ、と思うことがあって、

そのことが夢にまで出てきて、うなされた。

目が覚めて、落ち込む。

 

家族の集まり。

わたし以外の妹たちは、子供がいるので、終始子供の話題で持ち切り。

それだけならいい。甥や姪の話は、わたしも興味があるから。

ところが、わたしだけが誘われてもいなければ、そんな予定があるとも聞いていない旅行の話題で盛り上がったりされると、さすがに疎外感があるし、話の輪に入りにくい。

しかも、時々わたしが話をしようとすると、なぜか母も妹たちも一斉に、「うるさい、静かにしなさい!」とわたしの話をさえぎって、子供を叱り始める(笑)。もう叱り終わったかなと思って話を再開すると、またわたしの話をさえぎって子供を叱り始める。2回やられると、さすがになんとなくお呼びでないのかなという感じがして、しかも何を話していたのかも忘れてしまい(笑)、それ以上話せなくなる。すると、わたし以外の家族は、また、子供たちの声がどんなに大きくても気にすることもなく、自分たちだけの話題で盛り上がるのである。

 

クリスマスイヴの夜は、そんな感じだった。

今回のイヴの集まりは、みんなのプレゼントを用意したりして、結構楽しみにしていたので、自分の知らない話ばかりで家族が盛り上がり、自分だけが会話に入れなかったことが、さみしかった。

 

前回も、前々回も、その前の集まりでも全く同じことがあった。

わたしがしゃべり始めると、母と妹たちが一斉に話を遮って子供を叱り始める。

最初の頃は気のせいかなと思った。

すっかりそのことを忘れていた先日のイヴの集まりでも同じことが繰り返され、もうこれは気のせいではないなと確信。

 

邪魔なんだろうなぁ、と。

あと、多分わたしの話が面白くないんだろう。

わたしが、異質、ということもあるのかな。

だから、疎外。

それも、徹底的に。

 

母や妹たちは、無意識でやってるんだろうとは思うけど、意識的に疎外されるよりも、無意識的に疎外される方がキツイ。

 

わたしはこの家族の中で、常にこういう立場だったかなと感じる。

ちょっと疎ましく思われているというか、厄介者というか、面汚しというか、どうでもいいやつというか、そういう風に思われていて、常に「お前ごときが」という扱いで、それに対してわたしが不快感を露わにすると、「被害者づらしてんじゃねーよ」的な反応で、「あんたのそういうところが嫌われるんだよ」、と逆に責められる。

 

いつも思うんだけど、わたしはどうするのが正解なんだろう。

いつもいつも、こうなってしまう自分がいやでいやでしかたないけど、どうしたらいいのかわからない。

自分がこうでなくなる方法があるなら、なんでもやる。

本当に、うまく生きられないのだ。

なんとなんと生きづらい。

ほんとに生きづらい。

 

わたしの家族がすごいところは、昔からそうしてわたしを馬鹿にして二の次にする割りには、長女としての義務だけは、ちゃっかり全部わたしに果たさせようとするところ。わたしにも、長女としてがんばりたい思いはあるが、頑張っても頑張ってもバカにされる。それはそれで、やり方が悪いとか、やりすぎだとか言われる。頑張りすぎて病気になっても、誰も気づかなかったり、なぜか責められたり、あるいは放置されたり。ま、そんな感じ。要するに、わかりやすい人たちなのである。

 

まあ、別に、大した問題ではないし、よくある話である。

それに、だからと言って、わたしが家族を大事に思わないわけでもない。

ただ、わたしは、もっと自分の家族は、なんというか、もうちょっとこう、達観したところがあるというか、フェアな人たちだと思っていた。そう思いたいところがあった。

でも、実のところ、すごく俗な人たちで、「子どもがいない」というだけで、長女なのに家族の中での序列はぐっと下がり、すべてにおいて一番後回し、いや、声もかからない、そして、たまの集まりに顔を出すと、相手にされず、まともに発言すらさせてもらえず、蚊帳の外、なのに、「あんたが長女なんだから」と、めんどうな責任だけは真っ先に漏れなく押し付けてくる。そういう、結構「昭和」な考え方を持つ、ご都合主義の俗な人たちなのである。

そういう、いわゆる俗な人間の集まりが、わたしの家族なんだなと、最近つくづく感じ、しばらく一緒にいると、なんだかぐったり疲れて、みんなで集まった翌日は悪夢にうなされるという、なんだかそんな感じなのである。

だから、なんかもう、「もういいかな」と思っている。

こんなにしんどいのに、無理して家族の一員になろうとすることもないし、こんなにあからさまなのに、いつまでも家族に期待してもしかたない。

テキトーにテキトーに。

それしかないかな。