サンフランシスコ ~ フリーモントに鉄道で移動
サンフランシスコは、車が無くても公共交通機関で移動がしやすい街だそうです。
では使ってみようということで、中心街から電車で約1時間ほど離れたフリーモントに向かいました。
サンフランシスコ市内周辺の公共交通機関サマリ(個人的見解)
★ケーブルカー
ダウンタウンの中心のみで、この中では最も範囲が狭い。
主に観光客向け。
SFMTAが運営。
★MUNI(地下鉄/バス)
サンフランシスコ市内の交通用。
運営は上と同じ。
★BART(高速鉄道)
ベイエリアを繋ぐため、この中では最も範囲が広い。
サンフランシスコ国際空港から市内に鉄道移動するならこれ。
BARTが運営。
今回は、BART : Bay Area Rapid Transit に乗りました。
オフィシャルHPより
ベイエリアというのは、真ん中の湾をくるっと囲んでいる周辺地域を言うようです。分かりやすい!
グリーンのラインで、Montgomery St. から、終点の Warm Spring/South Fremont を目指します。
ちなみに、市内中心街は地下鉄、郊外に行くと地上の駅が多かったです。
さっそく乗車駅に着くと何やら普通ではない空気。
改札が開いておらず、え、運休!?事件事故!?という1枚です。
何かのアクシデントが起きたてだったようで、混乱まっただ中に遭遇しました。
不謹慎ですが貴重な経験でした。
理由は言っていませんでしたが、重大なエマージェンシーなんだ、という駅員さんのアナウンスがあり、
しばらくこの場で待っていました。
アナウンスでも文化の違いを感じまして、
日本だと、「大変申し訳ありません・・・」のように、心からのお詫びを声のトーンで表現しますが、
こちらの駅員さんは、「何が起きてるの?」とか「どのラインが止まってるの?」とか、
あまりにも個々の問い合わせが多かったので、、、、
「いつ動くとか次にどの電車が来るかなんて、私たちも全ーーーーく、ノーーアイデアだわ。
次のアナウンスが始まったらよく聞いててね!」
ですって!違いすぎて面白かったです。
そして乗客は皆素直に従い、日本のこういうシチュエーションで感じる、
イライラしている人が多いな~という空気感はほぼ感じなかったです。当然駅員にイチャモンもつけない。
皆ストレスコントロールがうまいというか、動かないものはしょうがないよね、みたいな
大人な振る舞いが当たり前にできる国でした。
はー日本、がんばれ大人。
というか、個人は悪くなくて、動かない時にも遅刻NGとかって文化がイケてないんですけどね。
アクシデントから感じた個人の見解は以上としておきます。
その後ホームの片側だけが使えない状況なので、残る一方で上りも下りも動かします。
なので時刻表とは違うけど動くからね~、というアナウンスがあり、改札が通れるようになりました。
ホームに降りると日本の通勤時間帯並みに人でギュウギュウでしたが、神対応だと思いました。
アクシデントが落ち着いていないのに、片側だけで上りも下りも!!
日本でこういう方法はあまり聞かないですよね。
予定の倍は時間がかかりましたが、たいへん貴重な経験をしながら終点駅に到着しました。
ホームは地上でした。
ちなみに、改札を出る際に料金不足の時はADD EXIT VALUE のマシンで不足分を精算します。
操作方法は切符を買う券売機と同じです。
改札を出てすぐの街並みです。郊外って感じで気持ち良いです。