昨日の「なんで、富山県❓」の
調査結果ですが。
地理的な観点から
調べてみました。
まずは、アルミホイールの
原材料は・・・
ボーキサイトだそうです。
国内での産出は無いそうなので
輸入に頼ることになります。
そこで、富山県の所在地が
重要になるわけです。
富山県は北陸地方で日本海に
面しており、富山湾の中心部に
富山港と言う絶好の
貿易港を有しています。
アルミの原材料である
ボーキサイトは主に
オーストラリアやアフリカのギニア
中国やブラジルで産出されます。
次に、重要なのが”水”です。
それはボーキサイトから
アルミニウムに加工するのに
大量の電力が必要だからです。
富山県は長野県に次いで
国内二番目に水力発電所が
多く存在します。
これは富山県の北方に
立山連峰があり、
黒部川や神通川などに
126カ所に及ぶ水力発電所が
あり、その豊富な電力によって
ボーキサイトからアルミナ、
アルミニウムを精錬してきた
そうです。
ところが、二度のオイルショックや
円高などにより、
ボーキサイトの輸入が
激減したことで
2014年3月末で日本の
アルミニウム精錬は
なくなってしまったそうです。
そして、アルミ精錬業はなくなりましたが、
今では富山県民の
「真面目で、勤勉な気質」が
その高い技術力と相まって
アルミの加工業が集積している
ようです。
以上、タイヤ館国立の
小さなことが気になる性質の
スタッフが調査した
「なんで、富山県にはアルミ加工
メーカーが多いのか」の結果です。
間違っていたら・・・🙇