ナショナル・シアター・ライブの特別興行
『ヴァージニアウルフなんか怖くない』
観てきました吉祥寺オデオン!
五味せんぱいのお芝居ハネた後、中央線に乗っかって吉祥寺へ
休憩込みですが約3時間半。
ほぼ喋りっぱなし!
しかも登場人物たった4人!!!
これは体力が要る
演る方にも観る方にも。
そしてこれ、ロンドンのお客さんは普通に受け入れてんだな…
やっぱ体力あるぜ、あいつら!
東京では
柔らかな 歯ざわりのよい 演劇ばっかりな昨今
実際ワタクシも
この3時間半にはついて行くのがやっと…
シェイクスピアもそうたけど
言葉、言葉、言葉
セリフ、セリフ、セリフ
この膨大なセリフを
隙なくぜーんぶしっかり埋めてる
役者・演出 すごい
しかし日本人であるワタクシは
言葉でそんなにやらなくも
いいんじゃなーい?!
と、つい思ってしまう
身も蓋もないですが
オールビーさまごめんなさい🙇♀️
実際これだけ語れる演者は
東京には居ないでしょうな
講談師なら行けるかもしれないが
「夫婦」っていうコミュニティがもつ闇と希望
それを「怖いわ〜」ってとこまで掘っていました
どこまでが虚構で現実か
あいまいになっていく
不条理演劇ぽいけど
あくまで現実に足を置いてるから
フィクションとは思えなくて
目を逸らしてはいけない感が最後まで
ラストシーンを希望とみるか絶望とみるか
私は希望と見ましたよ