第56回全日本大学駅伝関東地区選考会が無事終了。伊勢路行きの切符を掴んだ7校は…。

 

 

↓順位予想記事

 

やっと全部コメントを付け終わりました。

 

 

1位 東海大学 3:55'28''21

 

盤石の布陣でトップ通過!3組まで全員が組11位以内の安定感。最終組もダブルエースと呼べる兵藤・花岡が上位集団で勝負。今年の東海大は侮れない。

 

 

2位 東洋大学 3:55'37''45

 

さすが東洋大…といったところ。レースを先導する場面も多く、1〜3組は松井、網本、石田が連続で組トップ。積極性が裏目に出て若干失速してしまう選手もいたが、高い総合力でカバー。17年連続出場を決めた。

 

 

3位 早稲田大学 3:55'50''18

 

序盤はやや不安な滑り出しとなった。1組が終盤で2名ともやや後退。2組に入った27分台ランナー石塚も貯金を作るとまではいかず、この時点で総合8位。しかし後半の組が奮起。伊藤と山口竣がともに一桁で圏内に突入。最終組では山口が留学生を何名も食い4着。工藤も続き、想定通りの3位以内での突破を果たした。

 

 

4位 日本体育大学 3:55'55''62

 

下馬評を覆した一校。全選手が組20着以内にまとめたのは東海大とこの日体大だけ。出だしの1組がともに一桁と順調に滑り出し、ハイライトは3組の浦上。ラスト2000mで集団から抜け出すロングスパート。さすがに後続に捕まったものの、自己ベストを記録し、4組に大いに勢いつける結果に。その4組は2名とも28分台。素晴らしい総合力で3年ぶりの伊勢路行きを決めた。 

 

 

 

5位 立教大学 3:56'19''26

 

高林新監督のもと、見事初出場を決めてきた。1組主力の安藤・永井で上位につけると、2組に抜擢された1年生たちがともに20着以内と健闘。さらに3組に起用された林國安のダブルエースが東洋大石田に続いて2,3着!この時点で総合3位と、伊勢路行きはほぼ確定的に。4組も崩れることなくまとめあげて悲願達成。おめでとうございます!

 

 

6位 帝京大学 3:56'45''83

 

やっぱりしぶとい帝京大。オーダーを見たときは、1~4組がそのまま入れ替わっても違和感がないと感じたが…。一桁順位は3組に起用されたエースの山中一名ではあったものの、悪くとも23着でまとめ上げる安定感。駅伝未計傾斜の楠岡、原と言った2年生も好走し、3年ぶりに三大駅伝フル出場を決めた。

 

 

7位 神奈川大学 3:57'33''67

 

最も下馬評を覆してきた大学では?1組で滝本が終盤独走態勢を築いたところから躍進は始まった。組トップは譲ったものの3着でまとめ、大岩も7着に入りこの時点で暫定首位。2,3組もしっかり戦い抜き、4組では宮本がエースの走り。新妻が危なかったが大失速は免れ、明大を交わして出場圏内へ。強い4年生が抜けて正念場と言われていたが、実は状態が上向いているのでは…?

 

 

以上7大学が11月3日の本選出場権を手にすることとなりました。

 

 

おめでとうございます!

 

 

 

 

8位 明治大学 3:57'49''31

 

健闘した…と言っても良いのだろうか。このメンバーで「健闘」という言葉は使いたくないのがOBとしての本音なのだが…。前半の組は非常に良い流れ。最終学年でV字回復を果たした東原が終盤大きく捲って2着。成合も一時神大の滝本に追随する奮闘。2組でも室田が7着に入り、溝上もまとめ上げた。ただ3組が上位からはやや離されると、4組の3年生コンビ堀・吉川が終盤苦しみ30着と31着。15秒差で本選を逃す結果に。エースや主力を複数欠きながら最後まで戦い抜いた印象だが、実力を出し切れたとは言い難い、何とも言えない結果となった。

 

 

9位 日本大学 3:58'33''67

 

ほとんどの選手が大崩れすることはなく、最終組もキップケメイが2着の激走。ただ、20着オーバーが6名出てしまっては厳しい…。箱根3区で見事な走りを見せた安藤も4組で苦しむ結果となってしまった。一方、3組に抜擢された2年の高田が10着で29分10秒の奮闘。大舞台で自己ベストも更新してみせた。箱根予選で逆襲できる力はあるはず。

 

 

10位 山梨学院大学 3:59'04''04

 

1組目で主力の村上はもちろん、3年生の溝永もしっかり走り非常に良い滑り出し。2組も箱根復路で苦戦した平八重と徳田が好走し、この時点で本選出場が大きく近づいたように思えた。しかし3組が苦戦し後退。4組ムトゥクは貫禄の組トップとなったが、相方の和田が37着と沈み、無念の結果となってしまった。

 

 

11位 中央学院大学 3:59'13''74

 

全体的に悪くはなく、むしろ前向きにとれる点も多かった。1組でルーキーの山中がやや出遅れるも、3年生柴田がカバー。2、3組も2組9着の坂本をはじめ、全員が20着以内。3組抜擢の日数谷もしっかり粘った。さらに4組でリベンジを誓ったエース吉田も見事な走り。ただ、相方の堀田が38着と苦戦。2年連続で伊勢路行を逃してしまうことに。

 

 

12位 駿河台大学 4:00'47''51

 

ここから少し間が空いてしまった。駿河台大は前半の組で流れを掴めずこの時点で本選出場は苦しいものとなってしまった。3組で主力の藤井が17着と粘り、ルーキー小島も30着でなんとかまとめる。そして最終組はレマイヤンが留学生集団で戦いぬき、東泉も日本人集団で粘った。

 

 

13位 麗澤大学 4:00'54''17 

 

こちらも駿河台大同様前半で出遅れる結果に。3、4組の鈴木工藤といったダブルエースも本来の力を出し切るとまではいかず。一方で4年生小林が3組22着と奮戦し、ネイヤイも年々凛々しさを増している。悲願の箱根駅伝出場はまだ射程圏内のはず。

 

 

14位 東京農業大学 4:01'21''18

 

大エース不在なりに頑張ったと思う。前半は圓谷以外苦戦してしまったが、後半の駅伝経験者たちが粘りの走り。特に4組の原田と深堀は日本人集団で粘り、29分20秒前後でなだれ込んだ。これからが楽しみ。

 

 

 

15位 国士舘大学 4:01'54''41

 

前に出されたように見受けられたが、1組では竹前が一時集団を引く走り。終盤も粘って16着と存在感を見せた。ただ2組で後退し、出場ラインとは差が開いてしまった。3,4組はそれぞれ中島とカマウが頑張ったものの、瀬川生駒といった主力が失速。昨年のようにうまくはいかなかった。

 

 

16位 専修大学 4:02'41''42

 

8名全員が20着以降と苦しい展開に。2組の上山が21着とチーム最高着順となった。ここまで順調だったマイナもちょっと疲れが出てしまったのだろうか。また、4組に抜擢された新井も年々強さが増している印象はある。

 

 

 

17位 順天堂大学 4:03'18''86

 

ここまで苦戦してしまうとは思わなかった。1組で最初に遅れ出したのがなんと村尾。岩島が頑張ったものの、1組終了時点でかなり苦しい位置に追いやられてしまった。他は3組に入った吉岡が5着と好走した以外は30着前後と厳しい結果。関東インカレ入賞のルーキー玉目も跳ね返されてしまった。主力を多数欠いていたとはいえ不安の残るレースとなってしまった。

 

 

18位 流通経済大学 4:05'15''55

 

1組が早々に2名とも出遅れてしまったが、2組は見事。安達、佐野の両選手とも20番代にまとめ、強い3組以降に期待が掛かった。しかし3組が壁に跳ね返されてしまう。日本人ダブルエースの一角森川も苦戦。4組では長谷川が奮闘したものの、ムテチが振るわず上位食いはならなかった。

 

 

 

19位 亜細亜大学 4:09'22''09

 

やはりエースを欠いては勝負にならなかった。好走したのは留学生エースのモゲニのみ。ただ彼は強かった。片川とともにこれからもチームを引っ張っていってほしい。他の選手は全て32〜40着。18位の流経大からも4分以上離されてしまった。20年前の箱根シード常連校&優勝校だが、復活は茨の道。

 

 

NM 法政大学

 

どうして法政はこんなにも伊勢路に縁がないのだろうか……。3組で主力の清水がおそらく脱水症状に陥り棄権。一刻も早い体調の回復を願うばかり。 

 

しかし他の選手は全く崩れず素晴らしい走り。驚きの1組起用となったエース格の大島、宮岡がまとめあげると2組の矢原、そして行天が大舞台でしっかり結果を残した。3組でおそらくレース中に酷く動揺していたであろう小泉もしっかり走り、4組の武田に至ってはこのような状況下で自己ベスト!野田も28分台に肉薄。チームとしての成績が残らないとわかっていても最後まで自身の役割を果たした選手たちにただただ拍手。

 

 

 

 

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