1月にリリースされた衝撃のニュース。ある出雲駅伝出場選手のドーピング違反が判明。そしてその該当選手が本日公表された。

 

 

 

 

 

昨年の出雲駅伝3区で区間2位の力走を見せた創価大のリーキー・カミナ選手。出雲より前の日本インカレ5000mを制したのち、ドーピング検査を受け、出雲後に検査結果が判明。ケニアに帰省中に服用した薬に禁止物質が含まれていたことが原因とのこと。

 

 

 

これによりカミナは3年間の競技資格が停止に。さらに検査日(昨年9月16日)から暫定的資格停止期間の開始日(同10月12日)までの個人成績失効の措置が取られることとなった。

 

 

 

競技者である以上口に含むもの一つとっても細心の注意を払わなければならない、従って、カミナ選手への処分は妥当と言わざるを得ない。

 

 

ただし、非常に駅伝ファンとして辛いニュースも。それは、創価大の出雲駅伝の成績が全て無効となってしまうこと。チーム成績はもちろん、カミナ以外の選手が走った1,2,4,5,6区の個人成績も失効となる。

 

 

 

この時の創価大は優勝した駒大に次ぐ2位と過去最高の成績。全区間で区間5位以内と抜群の安定感を見せただけでなく、4区山森、5区吉田響は区間賞を獲得。この2区間では駒大を18秒も追い上げることに。これらの成績もすべて無効になってしまう。

 

 

 

駅伝はチーム競技。誰か一人が失格となれば、チーム全体の記録もつかなくなるのは仕方ない事。ただねえ、試合後4か月以上経過してからすべての記録が無効となるのはなんだかねえ…。いや、仕方ない事ではあるのはわかっている。特にカミナがドーピング違反したことで記録が大幅に向上している可能性もあるわけだし、失格になるのは当然。

 

 

ただ、今回についてはほかの個人記録は認めても良いのではないかね。先例がないからこそ、新たに先例を作る(いや、今後二度と起きてほしくはないのだけれど)みたいに…。

 

 

なお、4区の区間賞はもともと山森を含め2名いたので1名になるのみ(もう一人は青学大山内健登選手)。5区は当初区間2位だった駒大の安原太陽選手が繰り上がることになる。山内選手はともかく、安原選手はどんな気持ちなのだろうか。(少々意味合いは異なるが、7年前の箱根駅伝10区では順大の作田選手が区間賞を獲得したものの、オープン参加の学生連合・照井選手がその記録を2秒上回るタイムで走破。作田選手は「(区間賞を)もらっても微妙な気持ち」というコメントを残している)

 

 

 

せめてもの救いは、カミナ選手が三大駅伝は出雲した出場しておらず、全日本・箱根の記録は有効となること。また、特に記事では触れられていないが、今年の出雲駅伝の出場についてもおそらく問題ないものと思われる(関東地区の出場校は箱根駅伝の成績によって上位10校=シード校が推薦される)。

 

 

 

思っていることを色々書き殴ろうとしたら全くまとまりのない文章になってしまった。

 

 

ともかく、この件についてはひとまず一件落着。批判の眼差しは今後しばらく向けられることとなるかもしれないが、この事件で創価大駅伝部がいわれのない誹謗中傷を浴びないことを切に願っている。そして、他の同大選手は堂々と新シーズンのレースに出場してほしい。一駅伝ファンとしての願いです。

 

 

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