現時点で三大駅伝皆勤を継続、さらに見込のある選手をまとめてみた。

 

 

《4年》

 

伊地知賢造(國學院) 皆勤達成! ※1年時出雲は中止

 

1年 全6区10位 箱8区9位

2年 出5区2位 全8区1位 箱2区12位

3年 出6区2位 全8区2位 箱5区7位

4年 出3区5位 全8区2位 箱1区17位

 

今季の4年生で唯一三大駅伝皆勤を達成したのが國學院大の伊地知賢造。コロナ禍の影響で中止となってしまった1年時の出雲を除きすべての駅伝に出場。1年時は繋ぎ区間を繋ぐ役割にとどまりましたが、2年以降は様々な区間で大活躍。出雲で5区2位と結果を残すと全日本では8区で区間賞を獲得!3,4年時も8区を任され区間2位と相性抜群。出雲駅伝も3年時に6区、4年時に3区と主要区間を任され区間上位で奮闘。そして箱根では毎年異なる区間。2年時は2区を任され区間12位ながら67分台の力走。3年時は、満を持して5区に登場。ただ直前の軽い故障もあり万全では挑めず区間7位。そして最終学年はチーム内でインフルエンザが蔓延。1区で勢いをつける役割を任され、駒大らに食いついていく。しかし終盤に失速してしまい区間17位。優勝戦線からは脱落することに…。

 

ただ國學院大で三大駅伝皆勤を果たしたのは伊地知選手が初めて。この4年間でチームは駅伝常連校から優勝を狙う真の強豪校変貌。そのチームにあって1年時からチームを支え続けてきた。その功績は計り知れない。その力をヤクルトでも存分に活かしてほしい。

 

 

《3年》


平林清澄(國學院)
1年 出6区5位 全7区3位 箱9区2位
2年 出3区6位 全7区4位 箱2区7位
3年 出6区4位 全7区1位 箱2区3位



《2年》


青木瑠(國學院)
1年 出1区7位 全5区1位 箱1区12位
2年 出2区8位 全5区3位 箱3区4位

 

石丸惇那(創価)
1年 出4区7位 全4区11位 箱10区15位
2年 出1区5位 全3区13位 箱7区8位


吉居駿恭(中大)
1年 出6区4位 全3区8位 箱4区5位
2年 出3区11位 全1区3位 箱7区1位



《1年》


工藤慎作(早大)
出4区10位 全4区13位 箱5区6位


小池莉希(創価)
出1区5位 全3区13位 箱8区15位


吉岡大翔(順大)
出1区11位 全3区14位 箱4区8位

 

 

 

3年生以下は上記の通り。ただしこのうち2年生の吉居と1年生の吉岡はそれぞれチームが箱根駅伝のシードを逃したため来季の出雲駅伝には出場できない。

 

 

なお3年生に至っては平林選手のみ。現時点ではすべて区間7位以内に収めており安定感も抜群。はたしてこのまま皆勤を達成することができるだろうか。注目したい。