みなみやはたの散歩道
『石碑の路を歩く・万葉歌碑』(4)
高崎自然歩道「石碑の路」の御野立所跡から、山名台団地を過ぎて下ると三本辻の地蔵菩薩尊前にでる。ここから、山上碑方向に進み鎌倉時代の「阿弥陀如来板碑」前を通り過ぎ、山上碑の入口の木道右側に、【マップ４番】の万葉東歌碑がある。
≪碑文≫ 「我が恋はまさかも悲し草枕 多胡(たご)の入野（いりの）のおくも悲しも」
万葉巻14－3403 手島右卿書
《大意》「私の恋は今現在切なく悲しい。(草枕)多胡の入野の奥―将来も悲しいに違いない」
※万葉集第14巻は、東歌とタイトルされ、上総・下総・常陸・信濃・遠江・駿河・伊豆・相模・武蔵・陸奥などの国々の歌が収録されています。
山上碑入口 歌碑(マップ４番)
※碑文及び大意は「高崎自然歩道ガイドマップ」を参考にしました。マップは南八幡公民館で配布しています。