投擲の際の声かけは | 筑波大学スポーツ医学・向井直樹のブログ

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基本中の基本です.

「砲丸を投げた顧問教諭は安全確認をしておらず、当該生徒に気づかないまま、また、声がけをしないまま砲丸を投げてしまったということであります。」というのは,その基本に反しています.

 

「同じ人間が起こした330件の災害のうち、1件は重い災害(死亡や手足の切断等の大事故のみではない。)があったとすると、29回の軽傷(応急手当だけですむかすり傷)、傷害のない事故(傷害や物損の可能性があるもの)を300回起こしている。」という【ハインリッヒの法則】や,「重症または廃疾を伴う災害の起こる割合が1に対して、軽い傷害を伴う災害の起こる割合が10、物損のみの事故が30、傷害も損害もない事故(ヒヤリ・ハット事故)の割合が600になるという【バードの事故比率】について,学校の教員は学ぶ必要があると思います.

 

 

ところで,重さ4.5kgの砲丸って見たことがないのだが,特注品でしょうか?

また,左側に逸れたということは,投擲した顧問は左利きだったのかな? まさか回転投法をしていた??