最近「一口馬主戦略」関連ばかり続いたので、
久々に「血統・配合」検証をしてみたいと思います。
そこで今年のローカルPOGで9番目に指名した
マズルファイヤー
の父ホワイトマズルのニックスを
今回のテーマに致します。
JBIS-Search
でサイアーニックスランキングを検索しますと、
1位 ホープフリーオン
2位 Law Society
3位 オールドヴィック
4位 グランデイ
5位 Mr.Prospector
となっています。
1位のホープフリーオンは、
Rase a Native × On-and-On(Nasrullah系) という配合です。
Rase a Native の父 Native Dancer は、
ホワイトマズルの3代父 Northern Dancer の母父でもあるので、
Native Dancer 6×4 クロスが発生します。
On-and-On はあまり馴染みがないですが、
Nasrullah 系の種牡馬でして、
モチロン Nasrullah 6×5 クロスが発生しますよね。
またこの On-and-On の母父と、
ホープフリーオンの3代母 Real Delight の父が、
どちらも同じ Bull Lea でして、
ホワイトマズルの父ダンシングブレーヴの3代母の父にあたる
Beau Max が Bull Lea の直仔ですし、
6代母の父も Bull Lea ですから、
Bull Lea 7・7×6・6 クロスを形成します。
尚且つ Beau Max の母父は War Admiral で、
Rase a Native の2代母父 American Flag と同じ
Man o' War 系なので少々遠いですが
Man o' War 9×7 クロスとなります。
1つ戻ってホープフリーオンの2代母の父 Ponder なのですが、
Pensive(Hyperion系) × Blenheim という配合でして、
ホワイトマズルの母父 Ela-Mana-Mou が持つ
Alycidon《Donatello(Blenheim系) × Hyperion》 と
ハイハット《Hyperion × Donatello(Blenheim系)》と
相似形の血統構成となっていますので、
Alycidon ≒ ハイハット ≒ Ponder 7・5・8×5 という、
いぶし銀的な相似クロスとなりますね(笑)。
2位の Law Society は、
Alleged × Boldnesian という配合です。
Alleged でます目に付くのが War Admiral 3×4 クロスですね。
ホワイトマズルとの配合ではこれを継続する形で、
War Admiral 8×6・7 クロスが発生します。
また Alleged の母父 Prince John は、
Princequillo × Count Fleet という配合ですから、
ホワイトマズルの3代母である
Flight Table《Round Table(Princequillo系)×Count Fleet》
と相似な血統構成とも言えますので、
Flight Table ≒ Prince John 4×5 となります。
特に Princequillo は、
Alleged の3代父 Tom Rolfe の母 Pocahontas や、
ホワイトマズルの父系にある Somethingroyal にもあり、
配合の重要な要素の1つとなっていますね。
また Alleged の父 Hoist the Flag には Tourbillon もあり、
ホワイトマズルの2代母父 Tryant の母系と呼応し、
Tourbillon 8×7 クロスを描きます。
と同時に Tryant は Bold Ruler 系ですので、
Law Society の母父 Boldnesian と同じですから、
Bold Ruler 5×5 クロスも導き出されますよね。
この流れで Law Society の母系を見てみますと、
2代母父 Summer Tan は Hyperion 系でして、
Hyperion を4本持つ ホワイトマズルとは、
Hyperion 7・8・9・6×8・7 クロスとなります。
最後に Law Society の母 Bold Bikini を俯瞰的に眺めると、
Nearco 、Polynesian 、Hyperion 、Mahmoud の名が見え、
これはあの大種牡馬 Northern Dancer の血統構成と
ほぼ同じである事が判ります。
道理で相性が良い訳ですよねぇ。
3位のオールドヴィックは、
Sadler's Wells × Derring-Do という配合です。
Sadler's Wells となれば、
まずは Northern Dancer 4×4 クロスですね。
しかもオールドヴィックの3代母の父は Court Martial なので、
ホワイトマズルの父 Lyphard と近い血統要素を持っています。
クロスとしては Court Martial 5・7×7 となります。
またオールドヴィックは Hyperion を3本持ってますから、
Hyperion 7・8・9・6×7・8・8 クロスとなるのは好感が持てますね。
その他にも Turn-to 6×7、Djebel 7×8 などが、
好相性の要因となっているようです。
4位のグランデイは、
Great Nephew(Fairway系) × Worden という配合です。
Great Nephew は Fairway 系の種牡馬ですので、
Court Martial を持つ Lypherd 系であり、
母父 Ela-Mana-Mou も Fairway 系のホワイトマズルとは、
Fairway 6・7×5 クロスを形成する事になります。
また Great Nephew の母父 Admiral's Walk は、
実は Hyperion の直仔ですから、
Hyperion 7・8・9・6×6 クロス も発生しますね。
それから グランデイ 自身に Nearco 4×5 を持っているので、
ホワイトマズルとは Nearco 6・8・7×6・7 と、
このクロスを継続する形となります。
更にはこの Nearco からの流れで、
Royal Charger ≒ Nasrullah 7・6×6クロスへと発展しています。
5位の Mr.Prospector は、
Raise a Native × Nashua という超有名な配合です。
Northern Dancer 系と Mr.Prospector 系は超強力なニックスで、
Native Dancer 6×4 がその源泉ですね。
Raise a Native の2代母の父 American Flag は、
その昔一時代を築いた Man o' War 系で、
War Admiral と War Relic を持つホワイトマズルとは、
Man o' War 9・9×7 クロスが発生します。
一方 Nashua は御馴染み Nasrullah 系ですので、
Nasrullah ≒ Royal Charger 7・6×5クロスが、
ホワイトマズルとの相性を確固たるものにしてますね。
また Mr.Prospector の2代母 Sequence が、
Count Fleet × Bull Dog という血統構成で、
ホワイトマズルの4代母 Fleet Flight も、
Count Fleet × Bull Lea (父 Bull Dog) なので、
Fleet Flight ≒ Sequence 5×4 という相似クロスが、
更に相性の良さを物語っています。
以上を纏めますとホワイトマズルと好相性なのは、
・Mr.Prospector 系 (≒ホープフリーオン)
・Man o' War 系
・Hyperion 系
・Fairway 系
個別血脈としては Court Martial、Count Freet、Bull Lea、
Northern Dancer、Nasrullah、Princequillo
など
今シーズン指名したマズルファイヤー
は、
上記血脈をほぼ押さえていますね。
改めて期待大の好配合馬だと思いますなぁ。