いつものように犬を連れて散歩をしてると、新しい中型のトラックが道端に止まっている。その近くにチャイニーズのおばさん4〜5人が買い物バックを持って並んでいる。なにかと思って見てみると、トラックにの荷台に大きなアイスボックスがあり、その中から生きた蟹(ダンジネス クラブ)を取り出して売っているではないか。売っているのはまだ若いチャイニースの学生のような顔をした男で、漁師という感じではなかった。英語にチャイニーズアクセントがないから、こっちで生まれ育ったアメリカン チャイニーズだろう。
通りがかったついでに3匹買った計$50ドルだった。現在うちの家族は我々夫婦と出戻り娘の3人なので、1人一匹。
蟹を3匹袋に入れてもらい、蟹を持って残りの40分の散歩道を犬をつれて歩いて家に帰ってきた。
さっそく大鍋(寸胴鍋)にお湯を沸かして15分湯がいたが、温度が低すぎたのか、まだ完全にクックされてなく、もう10分湯がいてOKとなった。
子供がまだ小さかった頃、生きた蟹を買ってきて、足をバタバタ動かしているのを掴んでお湯が沸騰した鍋に放り込むと、時にはバタバタしたりキイキイないたりするのを娘達2人がみていて、かわいそうだよ、、、オートーさん、、、。
そういう時はね カニさんカニさん ごめんなさい といってから 鍋に入れればいいんだよ。 う〜〜ん そうか、、といって納得したようだった。成人した今でも笑いなが カニさんカニさん ごめんなさい をやってから料理してるな。
下娘が3歳の頃。成人してから大学にも行かず、プロのクックになった。
はい、出来上がり。私め、日本人なので蟹の殻を割りながら、身を取り取り出しシンプルにレモンと醤油でいただきますが、うちのワイフと娘は蟹の身をほじくり出してから。なんかドレッシングをかけて食べていた。
フレシュなのでカニ味噌もいけます。
今日カニを売るトラックが止まっていたのが、クラレンドン小学校から1ブロック下った角にファイヤー ステーション(消防署)があり、そこの斜め前に止まっていた。
日本人の親ならほとんど子供を入学させたい クラレンドン 小学校 この学校はバイリンガルで日本語と日本の文化も教えるが、評判がいいのだ。以前は日本人や日米ハーフの子供達が圧倒的に多かった。それが時代の流れで日本の商社や大手企業の主流がサンフランシスコからロスアンゼルスへ移転、ITなどの新しい産業がサンノゼ方面に集中しているので、ここサンフランシスコは日本人が少なくなった。
この学校からうちの家までたった3ブロックくらいきり離れていないので、時々遊びに行くと、必ず5〜6人の日本から来た子供たちが、かたまっているので、傍に行って声をかけてみた。君たち英語わかる〜? わからない〜 そんな子供たちも半年もすれば英語を覚えてアメリカ人や日系の子供たちと遊んでいた。子供たちは言葉を覚えるのは早かった。
現在もいい学校で、クラレンドンは日本語も教えているらしいが、白人の子供が多くなって、黒人の子もいるし、いろんな人種のミックスが多いようにみえる。もちろんアジア系もいるがチャイニーズか日本人か、わからないが数は少ない。
そんな1日でした。