トランプが大統領になってから、移民法が厳しくなって、運の悪い不法滞在者達が、デポーテング オフイサーに捕まり本国に送還されるケースが多くなった。上の切り抜きは、強制送還反対のデモ行進。
世界中から夢を求めてアメリカに来る人達は今も昔も後を絶たない。
一部のエリートを除き、政治的混乱の国々から、自由と平和と安住の地を求めて、または将来のない、貧しい生活の発展途上国からの脱出、なんとか金を稼いで、祖国の貧しい家族に送金する。そしていずれは一族郎党すべてをアメリカに呼び寄せる、貧困生活からアメリカにわたり、仕事をとり、まともな生活を夢見る。
アメリカで子供たちに、まともな教育を受けさせたい。
ま~だいたいそんな事だろう。今問題になっている上の新聞の切り抜きは、Deferred Action Childhood Arrivals DACA の問題だ。
これは何もわからない子供の頃、親に連れられてアメリカに来て、こちらで成長して普通に英語をしゃべり本人たちはアメリカ人だと思っていたのだけれど、気が付けばアメリカに滞在できる書類が何もないのだ。両親が不法滞在者だから、もちろんこれらの子供達の両親も国に帰らない、永住権のビザがないから、一度帰れば、もうアメリカに戻れない。なぜなら不法滞在を長年していたからだ。
この子供たちも多くは20代30代にもなっている。78%の80万人がメキシコ系だ。しかしアメリカ全土ではすべての人種の不法滞在者は数千万人もいるんじゃ~ないだろうか。学生ビザできて、そのまま不法滞在、、というケースも多い。
じゅあ~どうすればグリーンカード(永住権)が取れるのだ。
だいたい根性のない、将来の計画がまともに定まらない、アメリカで生活する自信がない、そのうえ親も裕福 。そういったのは学校が終わり、学生ビザが切れた時点で本国に帰るパターンが多い。こういったのは意外と日本人に多い。なぜかといえば日本へ帰っても仕事はあるし、生活するのは問題はない。ま~アジア諸国では日本だけだろう。治安もよさそうだし、恵まれた良い国なんだろうな。
苦労してアメリカで成功しようなんて思わない。そのうえ優しいママが日本で待っている。これじゃ~ダメだな。
今も、オレ達が若い頃もだいたい同じだと思うが、アメリカの市民権を持っている相手と結婚すれば永住権は取れる。オレの男友達連中(不良が多い)は、みんなアメリカ人と結婚してビザを取っている。
それかどこかの会社にスポンサーになってもらい、その会社で働き永住権を申請してもらうか、またはアメリカ合衆国が必要とする人物、特殊技能者、たとえば、寿司屋の職人、プロの料理人とかで、永住権を申請できるが、一部を除き、そんなに簡単ではなく、この件ではほとんどの人が苦労する。そこからがまずアメリでの生活の一歩を踏み出すことになる。
この娘も泣いているな。アメリカで生まれて育ち、メキシコなど行ったこともないのに、強制送還に怯えているのだ。
巷では、おいしいワインが、、云々といい気なもんだが、その裏では真夏の暑い日照りの太陽の下で、メキシカン労働者が上の切り抜きのように、グレープを1日中摘んでは、トラックに運び入れている。
ここカリフォルニア州の農業を支えているのはメキシコからの不法滞在者達が多いのだ。彼らをなくしてはカリフォルニア州の農業は成り立たない。安い日当で暑い陽射しの中で、1日中腰を曲げての重労働、地平線の見えないような広大な農地で野菜を収穫している。
農場のオーナー以外、白人の青年はおろか、黒人も、アジア系も、アメリカ生まれのメキシカン ラテーノ達も、こういったタフな仕事はしない。
昔はメキシカンに季節労働許可を与えて、春から夏、秋の初めまで仕事をして、冬の間はメキシコの家族にもとに帰るビザがあったのだそうだ。ですから、また、こういう法律を作り労働者を入れた方がいいという話が最近また、でてきたそうだ。
ドナルド トランプがどう動くか、アメリカの政治のいくえは。ラテーノ、メキシコ、中南米系も多いが、中国系850万、フィリッピン系375万、ついでコリアンとアジア系の移民もガンガンと増え続けている。唯一アメリカで人口の減っているのは、日系なのです。日本人は日本へ帰る人が本当に多い。
同じ新聞の切り抜き、今日のラッキー スーパーのセールの広告、ピンクサーモンが ポンド$2ドル99セント、安いね。1本丸ごと買てきて、3枚におろして、塩をたっぷり振って塩焼きにしたら、いいね。残ったのも1週間は持つから、ご飯のおかず~~といきましょう。