600パウンドの相撲取を見に行く。 | gozira hunterのブログ

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数週間前のある日曜日の朝、友達から電話があり、ここサンフランシスコのジャパン タウンの広場に相撲取りが来て、相撲トーナメントがあるから、見に来い、と連絡が入ったので、さっそく出かけて行った。


この日は、夏のシスコに多い霧の出た寒いくらいの曇り日和の中、たぶん地元シスコの日系の高校太鼓グループと思うが、力強い均整の取れた、和太鼓の演奏が、どこどん、どこどんと始まり、観客がたくさん詰まってきた。



相撲取りが、浴衣姿で出てきて、裸になるが、彼らは全然寒くないようだ。











この背中の見えるのが、つい最近まで、大相撲の幕内で相撲を取っていた ”山本山”だ。

なんと体重600パウンド(273キロ)の巨体。大相撲体重別歴代2位の重さ、なんと昔ハワイから来て相撲を取っていた元大関の小錦と3キロきり違わない。


あまり、デカすぎたのか、いつの間にか幕内から消えてしまったと思ったら、アメリカに来て相撲を取って見せている。今回は全員4人で、だれかが、スポンサーになり、彼らを呼んだのだろう。

あとは、375(170キロ)パウンドの、やはり日本の大相撲で相撲を取ってたモンゴリアン。名前は忘れてしまったが、彼が小さく見える。

その他は、全米相撲選手権優勝の白人と、日大相撲部で元学生橫綱とかの、小柄の220パウンド(100キロ)と計4人だけだった。


相撲は総当たり戦で、白人の相撲取りが全勝して勝った。


しかし、海苔の宣伝見たいな四股名、山本山、、デカいにはデカいが、、なんか、ぶよぶよした、身体だったな。彼も日大相撲部出身と説明されていた。




アメリカなので、観客と相撲取りが、行事兼通訳の白人が、観客の質問に答える。1人の中年の女が、このバカでかい男たちを見て、彼らは結婚してるのですか? なんて真面目に聞く、、、相撲取りも、けっこうとぼけて冗談をいう、ちゃんと英語でこたえる。アイム シングル サンフランシスコ’ なんて、いって質問者と観客達を笑わせていた。
                              




















日本の大相撲秋場所も終わり、やっと早く眠れる。日本時間に合わせて、アメリカで相撲を見ているので、始まるのが夜中の12時、終わるのが2時、ついでに、つまらないNHK ニュースなんか見ていると、ベッドに入るのが2時半から3時ころとなる。


ジムへ行って、ウエイトトレーニングやスイミングをやって、スチームサウナに入ってから家に帰ってくるのが9時過ぎ、それから夕食、いっぱい飲めば、相撲中継中は、すぐに、うたた寝が始まるから、半分も観戦できない始末。


今場所は、豪栄道が全勝優勝、だれも予想してなかったが、来場所また優勝すれば、横綱になれる可能性があるが、どうだろうか? 難しいところだ。


3賞受賞者、、隠岐の海の2橫綱3大関を破った後の連敗は、何なのだろうか。


高安、、幼馴染の女優の才加ちゃんが、見に来てくれた日は、頑張って勝ったが、後は3連敗。

高安の母親と才加ちゃんの母親がフィリッピン人で、仲がいいのだそうだ。そんならこの2人を早く結婚させれば、高安もっと頑張って大関になるだろう。好きになった女からもらうパワーは強い。


遠藤、、、やっとケガも治ったのか、今場所は、うまさの光るいい相撲を取っていた。


もっとも、感動したのは、序の口優勝、、、どこかで見た顔だと思ったら、もと幕内でとっていた、あの丸い顔した童顔で、相撲を取り終わった後は、心臓’麻痺でも起こすのではないかと思われるくらいの、ハーハー、ゼイゼイと呼吸をしていた。相撲とりもケガが多く、普通幕内力士が、ここまで落ちて、まだあきらめずに頑張っているのは、立派な力士だと驚いた。


一度は、本場日本の国技館で、相撲を見てみたい。