
USバージンアイランドのセント トーマスから、先週の土曜日に帰って来て、翌日溜まっていた新聞の最初のページを開いて驚いた。うちの店が出ている。
この町の最後のガンショップで、日本生まれの Masashi Takahashi がオーナーで、63年続いた店で、最初のオーナーが1952年、オリムピックシューター アメリカ代表だったボブ チャオが初めて開店、1988年にタカハシが店を買い取った。
新聞は中立の立場で、書いている、この店が無くなる事が、残念のお客さんの方が、圧倒的に多く、GUN反対派と言うのは、この店の近くに住んでいる銃の事など全くわからない、触った事も無い婆さんや、爺さんの5~6人の暇潰しの連中だ。銃 イコール、ギャング(ヤクザ)、人殺しの道具、、こういった考え方が圧倒的に多く、テレビや映画の見すぎの、あさはかな、連中が多い。
ここサンフランシスコの、たった一軒のガンショップを潰そうと、2005年にプロポジションHという公約キャンペーンを、当時の市長がやったが、そしたら、NRA ナショナル ライフル アソシエーションの、パワーのある1流弁護士が、この町に乗り込んできて、このキャンペーンは違法であると、市を訴えて、勝ち、市はNRAへ38万5千ドルもの罰金を支払った。
俺には1ドルもくれなかったが、あとからNRAの弁護士から電話があり、 困った事があったら、すぐに連絡してくれ ”、と、、38万ドルも、うちの店を利用して稼いだのだから、10%もくれたらいいのに、、と思ったな。

セールが始まったので、だいぶ銃やアクセサリーが減って来た。
同じカリフォルニア州で、このシスコの町よりずっと小さい、サクラメント市には24軒、フレスノ市には45軒もガンショップがあるのだ。たとえここサンフランシスコの町の、ガンショップが無くなっても、30分も運転して他の町へ行けば、銃はいくらでも買えるのに、まったく馬鹿げた話しだ。
こういった、くだらない事を考えている奴らは、暇を、もてあまし、市の税金で喰っている、票取り政治家の、アイデアなのだ、どこの世界も同じだ、こういった馬鹿共がハバを利かしている。
今回のガンショップへの新しい妨害は、銃又は弾を買うお客さんに対して、ビデオ撮影をし、毎週1回サンフランシスコのポリスデパートへ送れ、、という計画なのだ、まだ決定した訳ではないが、そんな馬鹿らしい事は、アメリカをはじめ、世界中の、どこの国もやっていない。ここだけだ、俺の店だけだ、、お客さんは犯罪者ではない、、馬鹿か、、、やってはいられない。そういった事もあり、40年もビジネスをやって来たので、輸出入も含めて、そろそろと、店を辞める事にした。
そう言う事で、今週の金曜日にこの町の市庁舎に行き、スーパーバイザーと話しをする。