テレビ朝日が、我が社に取材に来た。 | gozira hunterのブログ

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先週テレビ朝日が、うちの店に来て取材をしたので、数時間付き合わされた。


現地コーデネターのニューヨークに住んでいる30代くらいのマキさんという女の人から依頼があり、OKしたものだった。


アメリカに住んでいるから、日本の事は、よくわからないが、なんかドキュメンタリーの ”未解決犯罪事件” を事実にもとずいて調査をして、ゴールデンタイムの夜の8時頃放映されるらしい。今回の取材は8月の後半にやると言っていた。


日本から、デレクター、インタヴューする人、カメラマン、と現地採用の音声を取る人、現地コーデネーターの5人編成でやってきた。


今回の取材は、もう、たぶん20年近く前に起こった ” 国松長官狙撃事件” に関しての調査であった。


この事件は未解決であるが、” オレが犯人だ、オレが銃撃したのだ ”という男が、現在刑務所で服役している。彼は現金輸送車をなんどか襲い、最後に捕まったのが2003年とかで、その時も相手を撃っている。


彼が最初に犯罪を犯してから、刑期を務めあげ、それからまた再逮捕されるまで、よくはわからないが20年近く、どこで何をしてたかが不明という。その期間、彼はアメリカに来て、こちらの、I D(身分証明書)を取得して、拳銃(コルト パイソン)をなどを買い、日本へ密輸入して、そのクオリテーの良い、良く当たる銃を使い、国松長官を撃った。しかし、このころオウム真理教のサリン事件がおきたりしてたから、公安はオウムだと決めつけていたらしい。



オレも数年前のブログでこの国松長官狙撃事件を書いたが、オウムじゃーないと言った。なぜなら本当にオウムが殺すきなら、なにも21メートルも離れた所から撃つより、チャリンコの乗って、マンションから出てきたところを、すう~と近より、近距離から頭を数発撃てば、完全に射殺できるからだ。ガードマン兼運転手など、たいした訓練など受けてないだろうから、まったく問題はない。



その実行犯が現在は刑務所に入っている。その男が、俺が国松を撃ったと言っていて、80年代の中頃、ここサンフランシスコとロスアンジエルスの、日本人を相手に射撃ツアーをやっているところで、射撃の練習をしたと言っている、そこで取材班はその男とコンタクトを取り詳しく聞いたら、ここサンフランシスコのハイブリッジ アームスの高橋の所と、オレと今でも仲のいい、ロスのジャック シューテング スクールのジャックと、テッド 荒井のところで、射撃をやっていた、、と言っていたので、数週間前にオレのところに、取材班がコンタクトしてきた。



まずロスのテッド 荒井は、本格的なコンバットシューテングのインストラクターだったが、彼は南米のウルグアイかパラグアイか、どちらか忘れたが、何かの事件に巻き込まれて、そこで射殺されてしまって、今はもういない。ジャックも、もう27-8年近く前の話なので、取材班が送ってきた、犯人の顔写真を見ても、思い出せないいう返事だった。



そこで、彼が当時名のっていた偽名のKOBAYASHI をほぼ半日かけて、83年から88年までの、営業日誌をチェックしたら、この名前と彼の特徴が書いた、オレもメモが出てきた。取材班はいろめきだったな。


もうずいぶんと、昔の話なのだが、当時すでに年間の集客が3000名くらいあったが、一癖ありそうなやつや、ガンガン4-5日から1週間も撃って、弾代だけでも数千ドル使うようなお客さんは、営業日誌にメモがしてある。その中にKOBAYASHIを見つけた。


当時はI Dがあれば、ガンショーの展示即売で、拳銃がその場で買えた。だからそういった連中は、射撃ツアーでガンガン撃ったあと、このアメリカでどうやったら、銃が買えるのか、教えてくれとよく聞かれた。


それから数日間、この  KOBAYASHi の出会いを考えていたら、だんだんと彼の輪郭がわかるように、なってきた。


小柄の男であったが、なにかと迫力のある面構えで、当時50歳くらいの男だった記憶がよみがえってきた。


類は友を呼ぶではないが、一癖ある迫力のある男達とけっこう気が合うので、こういった男と、射撃が終わった後も一緒に食事をしたりして、会話を楽しんだものだった。


ついでに80年代前半の、月刊GUN誌の特集で、サンフランシスコとロスの射撃ツアーも見つかり、数ページにわたって、若き日の、30代後半のオレ、ジャック、テッド 荒井などの射撃ツアーをやっているのが紹介されていた。この本も取材班にもっていかせた。KOBAYASHI が射撃訓練をやっていた頃だ。 


この間も、ユーチューブで、国松長官事件を見ていたら、いい年をこいたタレント達が、拳銃は21メールも離れたら、当たるものじゃーない、、、なんて馬鹿な事を言っていたが、そんなのは、うその迷信。数千発撃てば、3-4日のトレーニングで、10センチの黒点に、21メートルくらい、簡単にズバズバと当るようになる


あとは、撃つ相手が人間だから、精神的動揺との戦いであろう。


それでは、8月後半のゴールデンタイムの夜8時ごろ、この取材ドキュメンタリーをやるそうです。こうご期待。