サンフランシスコに長く住んでビジネスをやっていると、いろんな日本人やアメリカ人と知り合いになる。
サンフランシスコのジャパンタウンに行くと、必ず誰か知り合いに合う。銀行も自分の会社の近くにあるのに、ジャパンタウンの銀行に口座がある。日本人だから、なんとなくここに来るとリラックスできるし、紀伊国屋で馬鹿高い値段の日本の雑誌を買ったり、日本食を買ったりする。昔は安かった、、なぜか、、1ドルが360円の時代にアメリカに来たし、250円、200円、150円と高くなってきたが、80円では最悪。それに日本からの運賃がかかるから、本などは日本の倍以上の値段だ。
日本人の友達とコヒーを飲んでいたら、長年知りお会いの50年配の男がやってきて、、、高橋サ~~ンなんかいい仕事ない、、??? あるわけないよね、、と 自分で言っている。いい年こいて何を馬鹿なことを言ってるんだ。
この男は、つい4-5年前まで、株をやれば儲かる、不動産屋になれば儲かる、はたまたサプリメントのセミナーに行って吹き込まれて、、この仕事はミリオナーになれる、、なんて豪語していたから、あまりうるさいので、儲けてからから話を聞かせてくれ、、言ってやったが、、、どれもこれもダメだった。
なんの仕事でも、ナッシングイージー、、一つの事を真面目に長年コンスタントに努力している連中は、そこそこ金を儲けていい生活をしている。馬鹿は、はったりばっかしかましている。
昔ある男が若いころ、、よく言っていた、、” オレの働いている会社は馬鹿ばっかりだ ” そしては転職、転職をしていたが、それから数十年たって、この男に合った、もう60歳近くになっていたが、、小さな会社で、さえない貧乏くさい顔して、セールの仕事をおとなしくやっていた。
もし自分が頭がいいと思い、アイデアがあって、行動力があって、自信があれば、サラリーマンなどにならずに、さっさと独立して、会社を作って経営者になればよいのだ。もちろんサラリーマンの倍くらい体力も頭脳も使い、金もしっかり稼ぐだろうが、誰でもできるものではない。なんども壁にぶつかり、金のやりくりで夜眠れない日々が続くこともあろだろうし、成功者は少ない。
それができなければ、我慢して会社で定年まで働く以外にない。親に金があり、遺産相続でもしない限り、若いころから馬鹿をやっていれば、いずれ貧しい老後を迎える事になる。アメリカのまともな養老院は月に5千ドルはかかるのだ。50歳前に病気か、自己で、くたばってしまえば、問題はないのだが、そうもなかなかいくまい。
そうにならないように、自分が何をできるか良く考えて、努力してくださいよ。