３日にフリーキャスターの小林麻央（２７）と入籍した歌舞伎俳優の市川海老蔵（３２）が２５日、東京・目黒区のウェスティンホテル東京で行われた「松竹大歌舞伎 ロンドン・東京・京都公演」の製作発表に出席した。６月４日から行われる４年ぶりのロンドン公演には、麻央も同行を予定。約２週間にわたる海外公演は、“新婚旅行”にもなる形だ。
座頭（ざがしら＝興行の最高位）として、４年ぶりのロンドン公演に臨む海老蔵。責任ある立場にあるものの、今回の渡英には“新婚旅行”の楽しみが加わることになった。
「（麻央を）同伴？ 仕事の都合もあるとは思うけど、今のところは来ると聞いてるよ」と、麻央が同行する予定であることを認めた。麻央は、３１日にレギュラーを務める日テレ系「ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ」を卒業。比較的、自由な時間ができることから、実現が可能になったと考えられる。
もっとも現地では、新婚旅行の“お約束”である、観光地めぐりなどをすることはないという。海老蔵は「仕事で行くんだしね。それに公演が夜なので、寝るのが遅くなる。これまでの海外公演も、昼前に起きて開演まで部屋にいることが多かったから」。前回のロンドン公演でも、ほとんど外に出なかったそうで「でっかい塔（ビッグベン）も肉眼で見たことないんですよ」。むしろ、ホテルでの甘いひとときを過ごす時間が多くなりそうなことから“ハネムーン・ベビー”の期待がかかる。
家庭を持ってから初の海外公演には「どうなることやら、想像できない。責任感は増すと思うけど、何か変わっても仕方ないから。自分らしくいくしかないでしょう」と海老蔵。間近で麻央のバックアップを受け、公私ともに充実した１２日間にするつもりだ。