自動車輸出、16カ月ぶり増加=米中向けがけん引-1月日本自動車工業会が26日発表した1月の自動車輸出実績は、前年同月比45.6%増の34万421台と16カ月ぶりにプラスに転じた。2008年秋の金融危機以降に急減した反動もあり、増加率は1月として過去最大。需要の伸びが著しい中国向けが4倍近くに増加したほか、米国向けが倍増したことが主因だ。 ただ、水準は金融危機前の08年1月(約57万台)の6割と低い。このため、自工会は「回復基調に入ったかどうかは、まだ判断が難しい」(広報室)としている。