バンクーバー冬季五輪第12日の23日(日本時間24日)、日本の浅田真央選手(19)=中京大=らが出場したフィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)を中継したフジテレビの視聴率が平均18.3%、最高32.6%だったことが25日、ビデオリサーチの調べ(いずれも関東地区)で分かった。占拠率は47.9%だった。
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競技は、浅田選手が五輪のSPでは女子初となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功。フリーを含めても、92年アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどり選手以来2人目の快挙を達成し、自己ベスト(75.84点)に迫る73.78点を記録した。直後に演技した金妍児(キムヨナ)選手(19)=韓国=が連続3回転ジャンプなどを決め、自らの歴代女子世界最高得点(76.28点)を更新する78.50点をマークし、トップに立った。最高視聴率を記録したのは午後1時6分で、金妍児選手の演技が終わった瞬間だった。
安藤美姫選手(22)=トヨタ自動車=は64.76点で4位。五輪初舞台の鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は61.02点で11位となった。ジョアニー・ロシェット選手(24)=カナダ=は71.36点で3位だった。女子フリーは、25日(日本時間26日)に行われる。