きょう１２日にキャンプ地の「生目の杜運動公園」を表敬訪問する宮崎市の戸敷正市長（５７）が１１日、ホークスの全面支援を約束した。１月末に新市長に当選したばかり。「行政もしっかりと（ホークスを）支えていきたい。優勝したら、ぜひやらないといけない」と、Ｖパレード構想も明かした。
来年から那覇市でもキャンプを行う巨人の宮崎離れがささやかれる中、０３年秋にキャンプ地を高知から移したホークスは宮崎を「永久キャンプ地」とする方針を固めている。元球団社長、故根本陸夫氏の設計でつくられた施設の最大の利点は主力のＡ組と、若手のＢ組が同じ敷地内で練習できることだ。
唯一の“弱点”は室内練習場が１カ所しかないこと。現在は雨天時にＡ組とＢ組が時間をずらして練習しており、その点を除けば、１２球団屈指の環境であることは間違いない。戸敷市長は「要望があれば」と、施設面での拡充も検討する構え。ホークスにとっては心強い援軍になりそうだ。
