顎(がく)関節症の治療のため休養していた日テレの宮崎宣子アナウンサー(30)が1日、仕事復帰した。
2002年入社の宮崎アナは「ラジかるッ」司会を中山秀征と務めるなど活躍。明るいキャラクターで人気を集め、4本のレギュラー番組を抱えていたが、あごの関節周辺に異常が生じる顎関節症を患い、昨年6月10日から治療に専念していた。
顎関節症は「あごのつけ根が痛む」「口を開けづらい」「あごを動かすと音がなる」などの症状が主で、男性の約1割、女性の約2割に疑いがあるといわれる。「歯ぎしり」や「食いしばり」など、あごの筋肉が過度に緊張することが原因とされ、治療法はマウスピースを装着する「スプリント療法」や外科治療などがある。
同アナはこの日、約8か月ぶりに出社し、デスクワークをこなした。同局の総合広報部は「治療を継続しておりますので、今後の担当番組などについては未定です」と説明。当面は仕事と治療を並行して行っていく方針で、番組で元気な姿を見せるのはもう少し先になりそうだ。
◆宮崎 宣子(みやざき・のぶこ)1979年9月4日、宮崎市生まれ。30歳。早大第一文学部を卒業し、02年4月、日テレに入社。05年10月に情報バラエティー番組「ラジかる!!」の司会に起用され、06年4月からリニューアルされた「ラジかるッ」にも出演。身長160センチ。血液型B。