押尾学被告を保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕元俳優の押尾学被告(31)が飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=に合成麻薬MDMAを譲渡したとされる事件で、警視庁捜査1課は4日、田中さんがMDMAを服用後に異変を起こした際、適切な救命措置を怠ったとして、保護責任者遺棄致死容疑で、押尾被告を再逮捕した。 捜査1課の調べによると、押尾容疑者は8月2日午後6時半ごろ、東京・六本木の「六本木ヒルズ」の一室で、一緒にMDMAを服用した女性が手をけいれんさせるなど異変が起きたにもかかわらず、適切な保護を行わなかったとされる。