強い寒気の影響で日本列島は20日、北陸地方や東北地方を中心に雪が続き、気象庁によると、大阪市内では平年より6日早く初雪を観測した。
午後4時時点の24時間降雪量は、新潟県魚沼市で71センチ、福井県大野市で51センチ、岐阜県郡上市で46センチなどを記録。山形県鶴岡市の観測所では、12月としては過去最大となる85センチの積雪を記録した。
この雪の影響で、20日夜に東京や青森、新潟などを出発するJRの夜行列車8本が運休し、東海北陸道の郡上八幡IC―荘川IC間が通行止めになるなどした。
21日午後6時までの24時間に、多いところで北陸地方が70センチ、東北地方の日本海側で60センチの降雪が予想されている。強い冬型の気圧配置は21日午前まで続き、午後から次第に緩む見込み。