トヨタ自動車は14日、家庭で充電できる「プリウスPHV(プラグイン・ハイブリッド)」を、2年後の20011年末から12年初めにかけてをめどに市販すると発表した。世界で年間数万台の販売を目指す。
[フォト] トヨタ新型HV「サイ」を語る開発者・加藤さん
まず年内に法人向けのリース販売で市場投入。日米欧の官公庁や自治体向けに約580台を納入する計画だ。
トヨタのPHVは、今年発売したハイブリッド車(HV)の3代目「プリウス」をベースに開発を進めている。フル充電で電気だけを使っての走行距離は23・4キロで、時速100キロまで出せる。
その後は、ガソリンエンジンで充電しながら走行するHVとなり、電気走行とガソリン併用の燃費性能は、1リットル当たり57キロを誇り、HVの「プリウス」の1リットル当たり38キロを大幅に上回っている。
同日、東京都内で開かれた報道陣向け試乗会で、トヨタの内山田竹志副社長は「走行距離が短いという電気自動車の不安を解消してくれた。PHVは、一般の乗用車で電気利用を拡大する最適な方法だ」と述べた。