24日から発売される年末ジャンボ宝くじで最高9億円が当たる!? こんな“秘策”を大阪の販売業者8社が打ち出した。組・番号が同一のくじをそろえた3組(30枚)を「トリプル」というセットにして販売するというのだ。連番で購入したセットの中に1等くじがあれば、「1等・前後賞計3億円×3組」で計9億円が大当たり! 超億万長者が誕生することになる。
「トリプル」のくじが購入できるのは、大阪の宝くじ販売業者8社が共同運営する関西最大級の売場「大阪駅前第4ビル特設売場」(大阪市北区)。全国から熱心なファンが訪れることで知られ、1999年から昨年までに出た3大ジャンボ(ドリーム、サマー、年末)の1等・前後賞(計3億円)の当選本数は計77本(総額231億円)にも上る。
宝くじは10枚1組で販売されるが、「トリプル」はユニットと呼ばれるグループ番号だけが異なり、組(2ケタ)・番号(6ケタ)が同一のくじが入った3組を1セットにしたもの。連番とバラでそれぞれ6万枚(2000セット)そろえた。連番で購入して1等が当たれば9億円、バラなら「1等2億円×3組」で6億円となる。
同売場には毎年、みずほ銀行から年末ジャンボくじ1500万-2000万枚が届く。業者の1人は「この中から、同一の組・番号のくじを選り分けてセットにした。手作業なので2週間かかった。銀行から番号をそろえて送ってもらっているわけではないので、同一の組・番号のくじがこれだけ集まったのはまったくの偶然。大量に仕入れる売り場だからこそできた」と説明。セット販売については銀行側の了承も得ているという。
宝くじファンの夢が広がるが、こうした販売を企画した背景には、最高6億円が当たるサッカーくじ「BIG」をはじめ、他に高額賞金くじが増えてきたことがあるという。
「昔は1万円札を握って、ジャンボ宝くじを買いに来る人もいたが、最近は見かけなくなった。他の高額賞金くじに客を奪われている面もある」と先の業者。“9億円ジャンボ”はその巻き返し策で、「これを起爆剤に不景気を打ち破りたい。トリプルは数に限りがあり、売り切れ御免です」と話している。
