東証2部上場の持ち株会社「東理ホールディングス(HD)」(東京都中央区)の第三者割当増資をめぐって17億円余を流出させ、同社に損害を与えた疑いが強まったとして、警視庁組織犯罪対策4課は16日、特別背任容疑で、会長福村康広容疑者(53)を逮捕した。
捜査関係者らによると、東理HDは2004年12月、投資事業組合を引受先とする第三者割当増資を発表。福村容疑者は当時、社長として、自分が大株主だった会社と増資に関するコンサルタント契約を結び、東理HDに約17億6000万円を支払わせて損害を与えた疑いが持たれている。
コンサルタント業務には実態がなかった疑いがあり、東理HDが増資で調達した資金は約80億円だった。
